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zoom RSS ブラジャーの日〜殺人の追憶(03・韓)

<<   作成日時 : 2005/02/12 00:17   >>

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2月12日は「ブラジャーの日」。

1913年のこの日に、アメリカ人女性マリー・フェルブ・ジャコブが
ブラジャーを発明し、特許を取得したんだそうです。


今日は「殺人の追憶」について書きます。

殺人の追憶殺人の追憶
ポン・ジュノ ソン・ガンホ キム・サンギョン


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韓国で実際に起きた連続レイプ殺人事件を題材にした映画です。
この未解決事件の犯人は、被害者の女性が身につけていたブラジャーで
首を絞めるという残虐な方法で、次々とレイプした女性を殺害していったのです。

主人公の地元警察のパク刑事を、演技派俳優ソン・ガンホが演じています。
韓流ブームといいながら、いわゆるイケメンではないこの人が
テレビで話題になることはほとんどないですね…。
でも私は、この人が出てる映画はがぜん観にいきたくなりますけどね。

この人が演じているからこそ、前半のイナカ警察特有の、犯人でっち上げ、
殴る蹴るの取り調べ等の非道でどこかマヌケな捜査ぶりが笑って見ていられるのです。
ヒドイ刑事なのに、人間的にはどこか温かみがあって憎めない。
それにこんな捜査、実際にあったんでしょう。
(日本でも似たようなことは絶対あったんだろうなーと思いながら私は見てた)

パク刑事はいつも、「俺は人を見る目があるんだ」なんて自信満々に語ります。
実際はドジ刑事なわけだけど、あながちウソでもなかったのかもしれません。
昔は、犯人が犯人らしい顔をしていた。
殺人を犯すには、それなりの理由があった。
でも、今回のこの連続レイプ魔の「顔」は、ようとして見えてこないのです。

大都会ソウルから応援の刑事が一人やってきて、地元刑事との対立はあるものの
やっと捜査は合理的・科学的なものになってきます。
そんな中で有力な容疑者が浮かび上がり、犯人逮捕かと思われた土壇場で、
刑事たちは科学にさえ裏切られます。

そのとき、冷静だった都会の刑事は激情に駆られて暴力に走り、
パク刑事は「もう俺には何も分からない…」と敗北感に打ちひしがれます。
動機さえ不明な現代的犯罪。人間的なものをいっさい否定するその犯罪と犯人を前にして、
パク刑事はもう刑事を続けていく自信さえ失ったのでした。

最後に、何年もの歳月が過ぎてから第一の殺人現場にふと立ち寄った
パク元刑事は、そこに居合わせた子供の言葉から、思いがけず真犯人らしき男の「顔」
について聞かされます。その「顔」とは…。
俳優ソン・ガンホの真骨頂がうかがえたラストシーンでした。

現代の日本にも通じる普遍的なテーマがこの映画にはありますね。
だからいつまでも心に残ります。文句なしの傑作だと思います。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
殺人の追憶
製作国/公開年:韓国/2003 キャスト:ソン・ガンホ、キム・サンギョン、パク・ ...続きを見る
見なきゃ死ねるか!聴かなきゃ死ねるか!
2005/02/12 00:32
殺人の追憶
凄い映画を見た。 ...続きを見る
ACダークサイド
2006/10/03 10:51

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして

TBありがとうございました。ソン・ガンホいいですね〜。見応えのある映画でした。

ということで、これからもよろしくおねがいします
yyz88
2005/02/12 00:35
こちらこそありがとうございました。
この映画、「ナイス」の靴には笑いました。
ぴむ
2005/02/12 01:22

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