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zoom RSS ヘアカットの日/バーバー(01・米)

<<   作成日時 : 2005/04/05 00:26   >>

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4月5日は「ヘアカットの日」。

1872(明治5)年のこの日、東京府が女子の断髪禁止令を公布しました。
これに反対した女性たちが、この日をヘアカットの日にしました。


昔は女性が髪ひとつ切るのも大変だったんですね。
今日は床屋さんが主人公のこの映画。

B000N4RATWバーバー【廉価2500円版】
ビリー・ボブ・ソーントン ジョエル・コーエン スカーレット・ヨハンソン
角川エンタテインメント 2007-03-02

by G-Tools



人生は喜劇で悲劇、悲劇で喜劇。

コーエン兄弟はこの人生模様を、作品ごとにとても巧みに織りあげてくれる監督&脚本家。
喜劇のほうに針が振れると「ビッグ・リボウスキ」や「オー、ブラザー!」のような
とても楽しい作品になるし、悲劇のほうに振れると、
「ファーゴ」やこの「バーバー」のような作品になります。

別に床屋になりたくてなったわけでもないエド(ビリー・ボブ・ソーントン)。
毎日毎日、変わりばえもしない客の髪を切るうちに過ぎていく。

俺の人生、これでいいのか。
このまま一生終っていいのか。

…人生半ばでそんな風に思う人って、多数派なのかな、少数派なのかな。

一見寡黙なエドも、心の奥ではそんな気持ちがくすぶっていたようです。
だから怪しげなセールスマン、トリヴァー(ジョン・ポリト)が持ってきた
ベンチャー・ビジネスの話にひとつ乗ることにしました。

資金1万ドルの調達方法は、妻(フランシス・マクドーマンド)の不倫相手
デイヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)を匿名で恐喝すること。

ごく普通の選択肢のように、これを淡々と実行してしまうエド。
ここから彼の人生は、大きく狂い始めます…。


この世のものでない言葉

恐喝の事実がデイヴにばれて、追いつめられたエドはデイヴを刺殺。
でもなぜか逮捕されたのはエドではなくて妻のドリスで、彼女は裁判なかばで自殺。
やがてエドも殺人罪で逮捕されることになるけれど、それはデイヴ殺しではなく
なぜか身に覚えのないペテン師トリヴァー殺しの容疑。

このあたりコーエン作品らしく、
皮肉とブラックユーモアたっぷりにストーリーが二転三転します。
資金が尽きて一流弁護士から公選弁護士に代えたとたん、
エドにたちまち死刑判決が下るあたり、世の中そんなもんですよと
果たして笑っていいものなのか。

最後は電気椅子に座らされたエドの独白で終ります。
あの世へ行ったら妻と、この世のものでない言葉で話し合うことできるだろうか、と。
…すべては自業自得のはずなのに、なんだかとても切なくなります。
だって、誰にとっても人生は無常で無情だから。この世の言葉は嘘ばかりだから。

社会の矛盾や問題点をユーモアというオブラートでくるんで
それとなく胸に訴えてくるコーエン作品に、なかなかハズレはないのであります。

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【関連リンク】

コーエン兄弟の最高傑作「バーバー」! (ブログ「ストレスフリーな生活」より)

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2007/03/19 02:09

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