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zoom RSS 菊の節句/ 七人の侍(54・日)

<<   作成日時 : 2005/09/09 20:19   >>

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9月9日は「菊の節句、重陽の節句」。

奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから「重陽」と呼ばれます。
陽の極が2つ重なることからたいへんめでたい日とされ、邪気を払い長寿を願って、
菊の花をかざったり酒を酌み交わして祝ったりしていました。


今日の映画はこれです。おおっ!

七人の侍七人の侍
三船敏郎 志村喬 稲葉義男


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三船敏郎演じる「七人目の侍」の名前が「菊千代」ですからね。
暴れん坊でおっちょこちょいの熱血漢菊千代、インパクトありましたー。

侍、走る!

もうひと昔も前ですが、ニュープリント版を劇場で見ることができました。
日本映画ベストワンとの呼び声も高いこの名作、
映画ファンなら見ておかずばなるまい!
みたいな心構えで見に行きましたが、そんな余計な肩の力は吹っ飛びましたねー。
ともかくオモシロイ!! 純粋にエンターテインメントとして。
血わき肉踊るとはこのことじゃ。

この映画、映画館で見てこそです。
映画館で見てない場合は、「面白い」は言ってもいいけど、
「面白くない」は言ってほしくないな(笑)

この純然たる娯楽作品を「日本映画ベストワン」と言われてしまうことに
抵抗を感じる人もいるのかもしれませんね。
うーん、でも面白いんだからしょうがないですよ(笑)

百姓をいじめる悪い野武士たちを、たった七人の侍がやっつける。
侍たちのキャラクターの魅力、百姓たちのしたたかさ、
多勢に無勢の条件下での見事な戦術と迫力の戦闘シーン。
うーん、何もかもがシビレるじゃありませんか。


勝ったのは百姓たち

「負け戦ばかりしてきた」という勘兵衛(志村喬)は、
野武士征伐のリーダーになることで、自分の実力を思う存分
発揮したくなったのかもしれませんね。

百姓は侍たちと、「白い飯を腹いっぱい食わせる」という条件で
野武士退治の契約を結んだのでした。
百姓が自分たちは稗を食って我慢した甲斐あって、
優秀なプロ集団である七人の侍は、きっちり契約を遂行します。

しかし優秀な人材にありがちなことに、
白い飯をついつい飢えた百姓の子供たちに与えてしまったりするし、
命を投げ打ってまで職務を遂行する者もあります。

そんな中、百姓たちは最後までビジネスライクに徹するのでした。
野武士がいなくなった途端、侍たちには目もくれず
普段の農作業に没頭していく。

そして有名なラストのセリフ。
今度も負け戦だったな…勘兵衛よどこへ行く。

庶民は強し。侍は消えゆくのみか…。
こうしてみると、この映画けっこう深いですね!


もうすぐ総選挙だけど、私たちも庶民の底力みせてやりましょうね!

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2006/06/30 01:31

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
そーなんすよねー。
黒澤の映画は、武士を描きつつも、農民の、庶民の力強さを描いた作品が多いんですよね。

ちなみに、遠い異国・エミール・クストリッツアの母国・コソヴォでこの「七人の侍」の評価が高いそうです。「七人の侍」で提示された状況が、コソヴォの内戦下の状況と共通点があるそうです。

単なるエンターテイメントとは違う、世界で評価の高い作品なのも納得の作品でうね。


おかぽん
2005/09/11 03:27
世界的に評価の高いクロサワ印だけに、ついつい身構えてしまいがちですけど、「七人の侍」や「椿三十郎」なんかは、肩の力抜きでたくさんの人に気軽に楽しんでもらいたいですよね。
なーんも考えなくても面白い映画だと思います。

考えたら考えたで、そこには様々なメッセージが…。きっといろんな国の人が、いろんな思いを重ね合わせることのできる作品なんでしょうね。
庶民の思いは世界共通なんじゃないでしょうか。
ぴむ
2005/09/11 16:46
私も黒澤映画が大好きです! 大学生の時、名画座で黒澤作品全上映というのをやって、全部見ました! 正直、中学時代から映画館で多くの名作を見ていた私ですが、驚き、感動と共に「今まで知らなかった!」と恥ずかしくなりました。また、字幕ナシでストレートにこれを理解できる日本人であることが誇らしかったです。本当にすばらしく、私が文部大臣なら、必修として学生全員に黒澤映画を見せます、きっと。
hoisam
2005/09/11 19:53
黒澤作品を全部映画館でご覧になったなんて素晴らしいですね!

>字幕ナシでストレートにこれを理解できる日本人であることが誇らしかったです。

同感です!実は「仁義なき戦い」を見たときも思いましたけど。へへへ。

日本人に生まれたら、黒澤映画見なきゃソン!ですよね。なんて、実は私もそんなにたくさんは見てないので、もっとがんばらなきゃー。
ぴむ
2005/09/11 21:59
はじめまして。phD_ninoです。
>この映画、映画館で見てこそです。
映画館で見てない場合は、「面白い」は言ってもいいけど、
「面白くない」は言ってほしくないな(笑)
この部分には「強く」同意します。
また良かったら僕のブログにも遊びに来てください。「ぴむ」さんのような詳細なコメントではありませんが、一言づつ紹介文を書いています。
phD_nino
2005/11/01 02:08
phD_ninoさん、こんにちは。
これを映画館で観られたということは、幸せなことですよね。phD_ninoさんのブログ、のぞかせていただきましたよ。また寄らせてもらいますね!
ぴむ
2005/11/01 22:43
こんばんは。
黒澤映画に関しては、僕は(たぶん)「夢」「まあだだよ」以外は名画座系映画館で見ました。この2作だけはまだ見ていませんけど。。。。一応「一番美しく」も「デルス・ウザーラ」も見ましたよ。
phD_nino
2005/11/01 22:50
お返事遅くなりました。
「デルス・ウザーラ」って、私は小学生の頃に文化会館でみましたねえ。懐かしいー。
子供にはちょっと暗すぎる話だったような気もしますが、また見直してみたい作品のひとつです。
「夢」は映像美がすばらしく、これも劇場で鑑賞したい作品・・・ていうか、黒澤映画はどれもテレビの枠には収まりきらないですよね!
ぴむ
2005/11/11 10:39

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