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zoom RSS 東京国際映画祭〜ニック・パーク×宮崎駿『映画の企画あれこれ』

<<   作成日時 : 2005/10/23 22:09   >>

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今日も来ました六本木ヒルズ。
対談 ニック・パーク監督×宮崎駿監督『映画の企画あれこれ』」を見に向かいます。

ファン待望のウォレスとグルミットの新作「野菜畑で大ピンチ!」をひっ下げて来日したニック・パーク監督と、
日本を代表するアニメ作家・宮崎駿氏との対談が実現するなんて素晴らしいですね。
あまりに楽しみで、1時間も早く六本木に着いてしまいました。

会場のアカデミーヒルズには受付時間にならないと入れないとあるので、
またテレビ朝日&六本木ヒルズアリーナのあたりまでプラプラ歩いていくと、
なんだかまた人だかりがしているのでステージを見てみると、
おおっ、テリー・ギリアム監督が新作「ブラザーズ・グリム」上映前のインタビューを受けているではありませんか。

遠巻きに眺めていただけなのでインタビューの内容までは聞こえませんでしたが、
ギリアム監督、かなり大声で奇声を発したり踊ったり、なんかノリノリでしたよん。


思えば映画祭の会場が渋谷だけだった頃は、
映画祭といっても各ホールで黙々と映画が上映されているだけで
お祭り気分があまり感じられなかったけれど、
こんな風にオープンスペースでイベントやってくれると、嬉しい出会いがありますね。
お祭り気分も盛りあがります。


さていよいよ対談です。
14:30から16時まで、アカデミーヒルズ49階のホールで行われました。
イギリス&日本を代表する巨匠二人の対談ということで、報道陣もたくさん来場しています。
一般客は250人ほど、それぞれ席につきました。
(しかし整理番号発行済みなのにも関わらず、
受付時間を開始時間の1時間も前に設定するのは客を待たせすぎだぞ。)


司会者による簡単なプロフィール紹介のあと、
いよいよニック・パーク監督&宮崎駿監督登場!
ニック・パーク監督は、ウォレスとグルミット、
そして新作に登場するウサギ(実際に撮影に使われた)のキャラクターを手にして登場です。
か、かわいい!

さてニック・パークのアードマン・スタジオとスタジオジブリは
もう何年も前からスタッフぐるみで親交を深めており、
お二人が顔を合わせるのも初めてではないとのこと。
そして、お互いに心から相手を尊敬していることが伝わってくる対談でした。

たとえば。
アニメ好きの二人の青年が家の物置からアニメ制作を始め、
そこから築きあげていったアードマン・スタジオ設立の経緯と、
そのような中で迎え入れたニック・パークに自由な作品作りを許したその懐の深さに、
宮崎監督はとても感銘を受けたそうです。

さらに、日本では既成のスタジオやシステムにまず乗らないと何も始められないという現実や、
そんな中で最近のアニメを志す若者も
既成の枠の中でコンピュータなど使ってチマチマやる者ばかりになって、
パーク監督や自分のような、何年かけても一つのものを作りあげるという
魂が感じられるものが出てこない、というお話も。

いっぽうニック・パーク監督は、ジブリの諸作品がそれぞれまったく趣が違い、
独自の世界観を持っていることに驚嘆しているそうです。
宮崎監督の前では、自分の作品のオリジナリティを語ることなど恥ずかしくて…
と、とても緊張している様子だったのが印象的でした。

そのほかにも、商業性と芸術性の両立、作品作りの苦労についてなど、
興味深い談話をたくさん聞くことができましたよ。
ここに全部書き尽くせないのが残念ですけど。

さて近い将来、ジブリ美術館にアードマン・スタジオの歴史を振り返るような展示をする計画が
宮崎監督にはあるようですよ!

ところが、あろうことかアードマン・スタジオの倉庫が先日火事になってしまって、
貴重な資料がたくさん焼失してしまったニュースは記憶に新しいところ。

心配する宮崎監督に、パーク監督は、
難を逃れたものもたくさんあるので、展示はきっと実現できますよ!
協力は惜しみませんと、笑顔で話してくれました。

最後はウォレスとグルミットの着ぐるみが登場して、
パーク監督と一緒に、宮崎監督にプレゼントを贈りました。
なんと、アードマンスタジオが制作した宮崎監督の胸像。
もちろん粘土で出来ています。小さいけれど、細部まで監督そっくり!
これには宮崎監督もびっくりした様子。
これもいつかジブリ美術館に展示されるかもしれませんね。

さらに、宮崎監督はジブリ美術館でのみ上映される新作アニメが控えていること、
パーク監督は、名作「快適な生活」の続編が間もなく完成することと、
「ウォレスとグルミット」の人気キャラ・羊のショーンが主人公の映画を制作中
という、嬉しいニュースも聞かれましたよ。

お二人とも一見もの静かな中に、何年もかけてひとつの作品を作り上げていく
クリエイター魂を秘めたその心は共通のようでした。
いつか合作アニメなんて実現するといいですねえ。


…さて、このあと実はもうひとつ、世界的に有名なあのアニメ・スタジオの映画を
当日券で見ることにしましたよ。

東京国際映画祭レポは、まだまだ続きますよん。

【関連記事】
【補足】ニック・パーク監督×宮崎駿監督の対談 
*対談の詳細版です。

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