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zoom RSS レモンの日/ マカロニ(85・伊)

<<   作成日時 : 2005/10/05 00:56   >>

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10月5日は「レモンの日」。

1938(昭和13)年のこの日、詩人高村光太郎の妻、智恵子が亡くなりました。
亡くなる数時間前にレモンをかじる姿をうたった、
「そんなにもあなたはレモンを待っていた・・・
私の手からとつた一つのレモンをあなたのきれいな歯ががりりと噛んだ」という
「智恵子抄」の「レモン哀歌」にちなんでいます。


レモンねえ…そうだ、ジャック・レモン主演のこんな映画を知っている?

マカロニ
原題:Maccheroni
製作国:イタリア
製作年:1985
監督: Ettore Scola エットーレ・スコラ


ジャック・レモン&マルチェロ・マストロヤンニの2大名優が共演。
それでも片肘張らずに観ることのできる
軽いタッチのヒューマン・コメディでした。
まさに「軽妙洒脱」っていう言葉がぴったりの感じ。

DVD化されておらず、ビデオも廃盤。
でも、この映画を愛してやまないファンがたくさんいるんですね!

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友情の片思い

自分はてっきり友達のつもりでいたのに、
相手はちっともそう思ってなかった、なんて経験ありませんか?
実は自分が一方的に相手に憧れていただけ…なんて、
とっても気まずく気恥ずかしい瞬間だったりします。

この映画のアントニオ(マストロヤンニ)も、最初はまさにそんな感じ。
商談でナポリにやってきたアメリカの航空会社VIP・ロバート(レモン)の
ホテルに勝手に押しかけ、やあやあ久しぶり! なんて。

当のロバートは、40年前ぶりだというアントニオのことを
ちっとも思い出せない。第一イタリアもイタリア人もあまり好きじゃないし。
だからアントニオを追い返してしまいます。

でもいくら片思いでも、ナポリっ子アントニオの友情は
ハンパなものではありませんでした。
40年前、妹の恋人でもあったロバートが一人アメリカに帰ってしまった後も、
「アメリカ人がナポリに戻ってこられない理由」をせっせと手紙に書き、
ロバートに成り代わって妹に送っていたのです。

架空の冒険話をつづったその手紙のおかげで、
アントニオの街ではロバートは英雄扱い。
これにはアメリカの多忙なビジネスマン・ロバートも一本とられましたね。
二人でナポリの街を散策し、子供みたいに屋台のお菓子をほおばったり。


粋な大人のコメディ

初老の男二人の友情に、思わず涙してしまった人も多いみたい。
劇場公開当時まだ20代だった私は、「軽いコメディだったな」くらいにしか思わなかったけれど
20年後の今見直してみたら、もっと心に染みるんだろうな…。

それに、アメリカとイタリアの往年の名優が、
こんな小品に出演するからこそ粋なんですよね。

さて正直言って、20年前に観たきりの映画、
なかなか内容が思い出せなかったりするのですが、
ラストシーンだけははっきり思い出しましたよ!
とても粋なラストでした。詳しくは書かないけれど、
最後のシーンは高い窓から見たナポリの街の風景。明るくて、美しかったな。

…と、いうわけで、DVD、出してもらわないと困るなあ。
思えばレモンもマストロヤンニも、もう故人ですしね…。
晩年の二人の絶妙な共演、マイナー映画で終らせたくはないものです。
みなさんも、もしレンタルビデオで見かけたらぜひ
手にとってみてくださいね。

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