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zoom RSS 第6回東京フィルメックス〜オープニングと「スリー・タイムズ」

<<   作成日時 : 2005/11/19 18:00   >>

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本日より開幕した東京フィルメックス。
オープニング作品、台湾映画「スリー・タイムズ(最好的時光/邦題:百年恋歌)」を観に行ってきました。

会場は有楽町の東京国際フォーラム。
周辺にはスチール写真の展示なども見当たらず、
相変わらず地味な滑り出しですなあ ^_^;

まずはオープング・セレモニーから始まりました。

《オープニング・セレモニーの模様はこちら(公式サイト)》

http://filmex.net/mt/archives/daily-news/2005/11/post_1.html

そして、映画「スリー・タイムズ」の上映。
3つの異なる時代の男女の恋愛模様を、
チャン・チェン(張震)とスー・チー(舒淇)が演じます。

見終っての感想は…

うーん、さすが候孝賢映画、頭の中が???です(笑)
3話オムニバスの最後が暗い話だったせいか、
余計にモヤモヤして終っちゃったなー。

でもスー・チーは、台湾金馬奨・主演女優賞受賞も納得の演技でした。
3話それぞれ、まったく違うタイプの女性を
とても魅力的に演じ分けています。
うーん、とってもいい女優さんになったなあー。
ファンは必見ですよ。
(チャン・チェンは、悪いけどどれも同じに見える…。)

さて上映後はホウ・シャオシェン監督再登場のQ&Aコーナーです。
ときどき日本語交じりで質問に答える監督は、
どこか飄々として、映画のイメージからはちょっと想像つかないほど
しゃべりの面白い人でした。

《Q&Aの模様はこちら》

http://filmex.net/mt/archives/daily-news/2005/11/qa.html

さてこの映画の2話目は1911年の遊郭の女性を描いた時代劇で、
セリフはサイレント映画の形式をとっています。
この話がいちばんビジュアル的にも美しく、興味深く観ることができたのですが、
監督の話によると

「チャン・チェンとスー・チーが時代劇のセリフを練習する暇がなかったので
サイレントにした」

とか、

「これを2話目にもってきたのは、
ここらで目先の変わったのを入れとかないと観客の忍耐力がもたないと思って」

とか…

ええんかいなそれで

シャオシェン監督のこだわりの映画スタイルって、意外と

ノープラン

なのかもしれません(笑)
いやーほんと、お茶目ですシャオシェン監督。

あと司会者と通訳の人が、カメオ出演のクー・ユールン(柯宇綸)の名前を
まったく認識できなかったのがちょっと驚きだったです。
「カップルズ」(エドワード・ヤン監督)のルンルンくんですよおー。
って、私もひさびさに聞いた名前だったけど。

最後にまた2話目の話に戻りますが、「自由の夢」というサブタイトルのついた
このエピソードは、芸妓の夢見る自由と、台湾の日本統治からの自由への思いを
重ね合わせて描いているとのこと。

やはりこうして監督から直接お話を聞けると、「???」だった映画も
徐々に理解が深まります。これぞ映画祭の醍醐味ですよねえ。

どの作品をとっても、歴史の重みと時代の空気が伝わってくる候孝賢作品。
観る者を選ぶ映画&監督なのかもしれませんが、
私たち日本のファンは、監督の映画からたくさんのことを教わった気がします。
これからも楽しみに作品を観続けていくことでしょう。


*「スリー・タイムズ」は「百年恋歌」の邦題で2006年10月21日より公開*
【公式サイト】
http://www.hhh-movie.jp/top.html

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