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zoom RSS カメラの日/地雷を踏んだらサヨウナラ(99・日)

<<   作成日時 : 2005/11/30 00:52   >>

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11月30日はカメラの日。

1977(昭和52)年のこの日にカメラメーカー小西六写真工業(コニカ)が
世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラを販売したことからカメラの日といわれています。
そのカメラは「コニカC35AF」で愛称は「ジャスピンコニカ」です。
2年間で100万台を生産したほどのヒット商品でした。


今日は戦場カメラマン・一ノ瀬泰造の人生を描いたこの映画の感想を。

B00005H3HS地雷を踏んだらサヨウナラ
浅野忠信 川津祐介 羽田美智子
アミューズソフトエンタテインメント 2000-04-28

by G-Tools


これ、映画としては未熟な部分も多いのですが、
一ノ瀬泰造のアツイ生き様にはいろんなことを考えさせられます。
それになんたって浅野忠信! やっぱり最高の演技です。

【地雷を踏んだらサヨウナラ&ドキュメンタリー映画「TAIZO」公式サイト】
http://www.teamokuyama.com/taizo/index.html

戦場カメラマンという生き方

時は1972年、戦禍のただ中のカンボジア。
そこには兵隊に混じって、銃弾をかいくぐって撮影する
職業カメラマンたちの姿がありました。

ある日、ヘルメットに銃弾を受けてあわや・・・という思いで撮った写真が
二束三文で買い叩かれた一ノ瀬泰造(浅野忠信)は
たいへん悔しい思いをします。

いつかピューリッツアー賞をとってやる!
高名なカメラマンになってやる!


それを狙うなら、目指すべきは反政府組織クメール・ルージュの聖域、
アンコール・ワット。もちろん、足を踏み入れることさえ困難な場所です。

アンコール・ワットへと一ノ瀬泰造を駆り立てたのは、
まずはそんな功名心からだったのでしょう。
少なくともこの映画からは、そのように受け取れます。
そして、それで上等! と私は思います。


泰造は国外退去処分を食らったこともあり、
アンコール・ワットへ向かう前に、ひょっこり一時帰国します。
平和な日本の日常の中で、泰造は家族と食卓を囲みながら、
まるで世間話のように、戦場で人間が吹っ飛んだ話などしてしまいます。
もちろん家族一同ドン引き・・・。

あきらかに泰造は、普通の日本人の感覚からはズレちゃってます。
でも、タイゾー、タイゾーと寄ってくる戦場で生きる子供たちの
あの目の輝き、毎日、命がけで写真を撮る日々の充実、
そんな人生を知ってしまったら、もうぬるま湯のような日常には
決して戻れないのでしょう。

「旨く撮れたら、東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだら、サヨウナラ!」

からくもカンボジアへ密入国し、アンコール・ワット目前まできたとき、
泰造はクメール・ルージュに見つかってしまいます・・・。

実際の一ノ瀬泰造は1973年11月、26歳のときに消息を断ちました。
ここから先のシーンは、この映画のフィクションになります。

身ぐるみ剥がれて処刑寸前、つかの間クメール・ルージュから逃れた彼は、
アンコール・ワット目指して走ります。
森の中から突如姿を現したアンコール・ワットの偉容に
思わず息をのんだ泰造は、追っ手が背後に迫っていることも忘れて呟きます。

「ちくしょう、カメラ、カメラだよ!」

浅野忠信の恍惚の表情から、このとき泰造の心の中にあったのが
功名心を超えた何か、だったことが伝わってくるのです。
それは何だったのでしょう。
きっと、実際にアンコール・ワットを目にした者にしか
わからないのに違いありません。

泰造が命と引き換えにしてもたどり着きたかったアンコール・ワット。
今では観光地として気軽に訪れることができるんですね・・・。
これからカンボジアを旅する方は、ぜひこの映画を観てから
アンコール・ワットを訪れてみてください。
そこに何を感じるでしょうか・・・。

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「地雷を踏んだらサヨウナラ」-自身の中にエネルギーを感じよう 2
浅野忠信氏に敬意を表したい。     ...続きを見る
晴雨堂の耕晴雨読な映画処方箋
2007/12/10 11:07

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