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zoom RSS 建国記念の日/アカルイミライ(03・日)

<<   作成日時 : 2006/02/11 00:35   >>

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2月11日は「建国記念の日針供養」。

もともとは1872年(明治5)に、紀元節(きぜんせつ)という名前ではじまった記念日で、
「古事記」「日本書紀」の記述にもとづき、
初代天皇とされる神武天皇が即位した日といわれています。
当初は1月29日が祝日にさだめられていましたが、翌73年に、
太陽暦の採用にともなう措置として、期日を2月11日に変更されました。
その後、第二次大戦後に廃止されましたが、
1966年(昭和41)に「建国記念の日」という名で復活し、翌年より実施されています。
制定当初は、まだ成立したばかりの明治政府首脳が、
天皇を中心とした国家支配体制の正当性を内外にしめす必要から
制定されたと考えられていますが、現在の建国記念の日は、
「建国をしのび、国を愛する心を養う日」とされています。


何をもって日本の「建国」とするかは、意見の分かれるところですよね。
聖徳太子が、とか、いやいや邪馬台国の卑弥呼が、とか…。

今日は日本の歴史について考えてみるべき日なのかもしれませんが、
未来についても考えてみるか!?

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浅野忠信、オダギリジョー。
はっきり言って、イケメンにつられて観に行きましたよ。
(いつものことですが)
で、映画の内容もいたく気に入ってしまいました。

道に迷った子犬のような

オダギリジョー演じる雄二は、まるで捨てられた子犬のようです。
社会のルールも、生き方も、何もわからないままさまよっている子犬。

兄貴分の守(浅野忠信)に、「待て」「行け」なんて
サイン出されてるところも、犬っぽいでしょう(笑)。
雄二が初めて覚えた、たった二つだけのルール。

その守が死んでしまってお葬式の日、
お骨を抱いて帰ろうとする守の父親・真一郎(藤竜也)の後を
トボトボついていくその仕草や表情なんて、
もう完全に捨てられた子犬そのもの。

この真一郎と雄二の関係がいいですね。
殺人者になったあげく自殺した息子にしてやれなかったことを、
雄二にしてやろうとする真一郎。

一緒にリサイクル屋の仕事をして、夕食はカレイの煮付け。
お昼は真一郎手作りのお弁当。ご飯にシャケがのってておいしそう。
真一郎の、雄二への優しさと愛がじんわり伝わってくるようで、
後で出てくる「許す」という言葉よりも、カレイの煮付けに私は涙したよ(笑)

でも捨て犬雄二のほうは、真一郎になついたようでいて、
養子縁組という形の監察と首輪をつけられそうになると、
またさまよい出てってしまう。

正社員にならないか、ていう話もそうですが、
自分の未来が予測可能なものに転じそうになったときに
感じてしまう閉塞感って、なんか分かるんですよね。
多くの人はそこで妥協して、小さな違和感は胸の中に封じ込めて、
日々の忙しさの中でいつか忘れてしまうのだけど…。


クラゲは守の魂?

さて、この映画のもう一人の大事な登場人物(?)は、守が飼ってたクラゲです。
守はどうしても、この海のクラゲを東京の川に住まわせてみたかった。

水槽を離れたクラゲは守の願いどおり東京の川で生き続け、
ある日大繁殖したクラゲたちは、海を目指して漂い流れていきました。
赤い光を放ちながら。

クラゲに生きて欲しいと願った守の心は、
そのまま雄二への思いにもつながっているのかな。
汚い川でもがいても、川は必ず海につながっている。
それが未来へのかすかな希望かもしれませんね。
ラストでどこかへむかって歩き出す若者たちも、
最後はどこにたどり着くのでしょうか。
「行け」のサインは、いつも未来に向かって出されているから…。




おまけ。
この映画にはトリビアがいろいろあって。

●雄二の妹のフィアンセ役で、ブレイク前のお笑い芸人「はなわ」が出てる。
珍しいスーツ姿で、面白くもないサラリーマンの役(笑)。

●雄二が暮らすボロ家は、謎の貧乏映画監督、ギー藤田氏の家。
クラゲが浮かんでた床の穴も、最初から開いていたものです。

ギー藤田氏とは、テレビ「銭形金太郎」が深夜番組だった頃に出演して
キング・オブ・ビンボーとなり、「貧乏神は実在した!!」と称えられた人です。
ともかく、めちゃくちゃインパクトのある人で…私もあれは本物の貧乏神様だったと信じます。
気になる人は勝手に検索するように(笑)。

撮影に使われたあのあばら家は、新宿副都心のそうそうたるビル群の間に
ポツンと建っているのです実際…。(東京ってそういうところが不思議)

そういえばこの映画以降、オダギリジョーもビンボー風ファッションが多くなったような。
貧乏神に乗り移られたに違いありません!?


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
よーわからんが、自分はこの映画は愛してやまないす。単純な感情の流れを図式化できる映画ではない。けれど、ココロ動かされたこの映画。誰にでもオススメできないけど、誰にでも見せてみたい。

そんな映画です。
okapon
URL
2006/02/12 02:17
いろんな見方のできる映画ですよね。世代間の対立、といってしまうと陳腐だけれど、こういう風に表現するってほんと面白いなと思いました。
雄二や守が感じている「生きにくさ」みたいなもの、なんか身につまされるんですよね。「ロスト・イン・トランスレーション」を見たときもそう思いましたが、現代人が抱える孤独って、「恵まれてるんだから甘えたこと言うな」の一言では片付けられない問題があると思いますね。
ぴむ
2006/02/12 12:18

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