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zoom RSS ヘリコプターの日/ミッドナイト・ラン(88・米)

<<   作成日時 : 2006/04/15 00:14   >>

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4月15日は「ヘリコプター―の日」。

全日本航空事業連合会が1986(昭和61)年に制定しました。
ヘリコプターの原理を考え出したレオナルド・ダ・ビンチの誕生日が1452年のこの日のため、
それにちなんでいます。ヘリコプターを第二の空の足として認識してもらうことを目的としています。


ヘリコプターの出てくる映画ね。
はいこれ! 好きな映画なんです。

ミッドナイト・ランミッドナイト・ラン
マーティン・ブレスト ウィリアム・S.ギルモア


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ミッドナイト・ランとは、「やっつけ仕事」のことだそうで。
朝までになんとか! ってやつでしょうか。

賞金稼ぎのウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)と、
マフィアの金を盗んだマデューカス(チャールズ・グローディン)。
マデューカスを捕まえたデニーロは、明朝までに身柄を引き渡せば
ひと山終わりのはずだったのに、このマデューカスがとんでもないクセ者だったために、
長い長い逃避行が始まることに…。

途中、マデューカスの命を狙うマフィアのヘリコプターを
ウォルシュが撃ち落とすシーンがカッコいいんですよね。


「ふつうの」デニーロ

今じゃすっかり、カメレオン俳優として世界に知れわたったデニーロさんですけど、
この映画では、ものすごく「普通の男」の役なんです。

バウンティ・ハンターなどという裏稼業に身をやつし、
妻にも離婚された元刑事。最愛の娘にもなかなか会えず、しがないヤモメ暮らし。
職業こそちょっと特殊だけれど、人間的には、どこにもいそうなやさぐれ中年男。
こんな普通の男の役を、デニーロは見事に演じています。
だからとっても感情移入できるし、見てて説得力があるんですよね。

さて、そんなデニーロの相方がチャールズ・グローディン。
短気で直情径行なウォルシュとはまったく対照的で、
マフィアに命を狙われているというのに、どこかのほほーんとしていて、
何を考えているかわからないタイプ。
そんなマデューカスに、ウォルシュはすっかり翻弄されることに。


最高のボケ・ツッコミコンビ

マデューカスはボケまくり、ウォルシュは怒ってツッコミまくる。
まるで漫才コンビのように、二人のやりとりは絶妙です。
ボケながらもマデューカスは、ウォルシュを巧妙に巻こうとするから
要注意。一筋縄ではいかないところがまたオカシイ。

マデューカスのボケっぷりがあまりにもおかしくて、映画を観終わった直後は
「デニーロ、今回は完全にグローディンに食われたね!」
と思っていたんですが、しばらく経ってから見直してみると、
実はデニーロが完璧にグローディンの引き立て役に回っていた、
その功績のほうが大きいことに後になって気づいたり。
わざとおいしいところは全部グローディンに譲っているんですよ。
だから面白いんですよね、この映画。やっぱデニーロは偉大です。

さて、ことごとく対立するウォルシュとマデューカスですが、
一緒に逃避行を続けるうちに、やがて不思議な絆が芽生えることに。

買収を嫌って警察を追われたウォルシュ。
マフィアの金を横領して、慈善団体に寄付したというマデューカス。
二人とも、心の底に流れるピュアな正義感は共通だったわけで…。

クライマックスのマフィアとの取り引きシーンも圧巻。
最後には、ちょっと泣かせる演出も待ち構えていますよ。

コミカルで、ドキドキハラハラのスリルもあって、ホロリとくるシーンもあって。
見終わった後、とっても爽やかな気持ちになれる映画です。

そういえば監督は、「ビバリーヒルズ・コップ」のマーティン・ブレスト。
この監督の作品って、「ビバリーヒルズ・コップ」もそうだけど、
作品全体に独特の「間」と、爽やかさが漂っているんですよね。
この「間」が、笑いを生むんだよなあ。
ビバリーヒルズ・コップの、クライマックスのあの大爆笑シーンも、
そんな感じだと思いませんか。

デニーロ自身もお気に入りだというこの作品。
見れば納得! ですよ。


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ミッドナイト・ラン
人と人との出会いは不思議な偶然。お互いの立場で騙しあい、そして思わぬところで気が合うのも不思議な偶然。シカゴ警察を退職してロス・アンジェルスで荒っぽい賞金稼ぎを営んでいるしているジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)は、馴染みのマスコーニ保釈金融会社の社長エディ(ジョー・パントリアーノ)から依頼を受けます。依頼の内容は、ギャングのボス、ジミー・セラノ(デニス・ファリナ)の金1500万ドルを横領した上に慈善団体に寄付して行方をくらませた会計士のジョナサン・マデューカス(チャールズ・グロー... ...続きを見る
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
見れば納得^^。いい映画ですな。大好きです。うちもちょうど先日にこの映画のエントリーを挙げたんですよ。
ラストもよかったし、途中の娘のけなげな気持ちにはホロリとさせられましたね。なんと言っても2人のそれぞれの立場での裏を持ちながらでのせめぎあいがいいです。あとモーズリー捜査官、かわいそうすぎ(爆笑)。
しかし、ヘリコプター―の日なんてのもあるんですねえ。
サンタパパ
URL
2006/04/15 00:24
サンタパパさん、こんにちは。
サンタパパさんの記事も拝見しました!
ほんと、モーズリー捜査官には笑わせてもらいました(^o^) それからデニーロが、「裏稼業から足洗って、喫茶店でもやるのが夢なんだよな…」なんて、いかにもダメ男が考えそうな夢を語るところとか(笑)、またいいんですよね。で、あのラストだから…なんか、しみじみきちゃうんですよねー。
ぴむ
2006/04/15 20:28
こんにちは! これは傑作ですよネ。
しかも字幕版より吹き替え版の方が評価が高いんですよね。実際、吹き替え版の方が私も好きです。たしか有名な吹き替え台本作家の女性の方(名前が出てきません、すみません)の代表作だったと記憶しています。
 でもこの映画のあと、チャールズ・グローディンってこれといった作品がないみたいで淋しいです。
hoisam
2006/04/24 10:47
hoisamさん、こんにちは!
吹き替え版は見たことないんです! そんなによかったんですね。次回はDVDで鑑賞しなければ。
チャールズ・グローディンはこのあと、何本かコメディに出てた記憶がありますけど、ぱっとしませんでしたね。この映画ではすごくいい味出してるんですけどねえ〜。
ぴむ
2006/04/24 22:36

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