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zoom RSS 河童を見た!!

<<   作成日時 : 2006/06/01 20:48   >>

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…と言っても、スポーツ新聞の見出しではございません。
映画の「河童」を見てきたのでございます。

映画「河童」とは、あの芥川龍之介の『河童』です。
過去記事でちょこっと紹介しました。

【過去記事】
「河童」が映画になりました

公式サイトはこちらです。
http://www.kaerucafe.co.jp/kappa/

「新感覚ブンガク映画」ということで、ワーナーマイカルシネマズで1週間の限定上映。
この期を逃すまいと、見てまいりました。
ちなみに、「新感覚ブンガク映画」としては、同時期に太宰治の「富嶽百景」も上映されています。

さてさて映画「河童」はどうだったかというと。

いかにも低予算な作りでした。
河童メイクの手作り感がたまりません。
くちばしと甲羅?はあったけど、頭のお皿はありませんでした。

でも、思ったほどにはトンデモではなかったな。
河童メイクに懲りすぎると、余計にトンデモ感が増す恐れがあるので、
まああれはあれでいいのかも。
それに、原作の河童のイメージ…グロテスクで不気味…は、
わりと出せてたように思います。泣き声気持ち悪いし(笑)

しかし、ストーリーはほとんど、主演の谷中敦のナレーションと、
数匹の河童との会話で進んでいってしまうので、
河童のお産やら、メスの河童に襲われるオスの河童やら、
もっと映像で見たかったなという欲求不満が残ります。

これまでの芥川映画の中で、いちばん原作に忠実かも。
もっとも、時代背景は現代に設定しなおされてましたが、
その中にも、原作の印象的なフレーズが、たっぷり脚本に盛り込まれてます。

-家族のテーブルの上にある玉子焼きはなんと言っても、恋愛などよりも衛生的だからね。

-我々のもっとも誇りたいものは我々の持っていないものだけである。


とかね。
原作ファン&芥川ファンは必見かもね。
原作の最後に出てくるトックの詩に、ヘンテコな曲がついてるのも素敵だしね。

約70分と短いこの映画を観ながら、
『河童』って独自の河童世界が見事に構築されていて、
SF小説的でもあるなあなんて思っていました。
芥川はやっぱり天才ですね。

映画には出てこなかったけど、河童のクラシック音楽家クラバックのライバル河童が
「ロック」っていうのも、ものすごい先見の明かなって(笑)

現代にも通じる社会批判たっぷりのこの作品、原作で、映画で、
ぜひお楽しみください。

青空文庫『河童』
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/69_14933.html

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