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zoom RSS ニワトリの日/金鶏 -Golden Chicken-(02・香港)

<<   作成日時 : 2006/06/28 00:23   >>

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毎月28日は「ニワトリの日」。

「に(2)わ(8)とり」の語呂合わせから、日本養鶏協会などが1978(昭和53)年6月に制定しました。
鶏卵・鶏肉の消費拡大が目的です。ところで、人間とニワトリの関わりはすでに5000年以上にもなります。
古くは時を告げる鳥として、「時告げどり」と呼ばれていました。


今日は、「Para Para Sakura」に次いで、
「日本未公開だけどオモシロイ香港映画を紹介する」シリーズ第2弾!です。
これこれ!

画像


なんだか、いかがわしげなパッケージでしょ(笑)。
香港では、風俗嬢のことを「金鶏」と呼ぶのです。
この映画も、一人の娼婦が主人公。
といっても、アダルト映画じゃないですよ。
その実体は、とっても楽しいコメディ映画の秀作なのです。

私がこの映画のことを知ったのは、何年か前に香港の映画館で何かの映画を見たときのこと。
この映画の予告編が流れたんですが、これがもう大傑作の大爆笑!!
サンドラ・ン(呉 君如)演じる風俗情が、カメラ目線をしながら各国語でアエギ声をあげるという…
あっ、youtubeで見られるから見て!! ↓

http://www.youtube.com/watch?v=uukZvMNil-4&search=golden%20chicken

ね、こんな予告編を見せられた日には、絶対本編も見てみたくなるでしょう!?
というわけで、一年後くらいにまた香港に行ったおりに、DVDを買って帰ったんですよね。
そしたら人情喜劇として、とてもよくできた映画だったのでした。

さてこの爆笑演技のコメディエンヌ、サンドラ・ンとは誰でしょう?
日本ではほとんど知られてないですよね。
香港では山田邦子に例えられたりしたらしいですが、
私は「香港のジェイミー・リー・カーチス」と呼びたいね!
とっても芸達者な女優さんです。

さてそのサンドラ演じる娼婦の阿金が、ある夜銀行のATMでお金を下ろしている最中に、
なんと強盗にナイフを突きつけられてしまいます。
ところがちょうど停電が起き、阿金は強盗ともどもATMに朝まで閉じ込められることに…。

なんとも気が弱そうな強盗を演じるのは、
インファナル・アフェアシリーズでもおなじみのエリック・ツァン。
借金苦の出来心だったこの強盗に、阿金は娼婦としてのこれまでの人生を
語って聞かせるのでした…。

この娼婦・阿金のこれまでの人生が、1970年代〜2000年までの
香港の様々な出来事とともに語られていきます。
今公開中の「嫌われ松子の一生」に通じるところがあるかもしれませんね。

15歳のときから売春業を始めた阿金は、
高級クラブのホステスをしたり、風俗マッサージ嬢になったりして、
いろんな男性に出会います。そのお客たちの配役がけっこう豪華。

人気歌手のイーソン・チャンだったり、
アンディ・ラウが本人として登場したり(!)、
ブサイク・メイクのレオン・カーファイだったり、
インファナル・アフェアVで爆死する刑事を演じたフー・ジュンだったりね。

この中で、儲け役はフー・ジュンですね。
身体に傷のある、黒社会風の謎の男。
阿金にだけは心を許す、無口で気難しいヤクザ者。
うーん、ニヒルでカッコいいです!

もちろんアンディ・ラウもおいしい役。
阿金がアンディの大ファン、ていう設定もおかしいです。
そんな阿金が、店を辞めて独立開業したもののお客が全然来なかったとき、
アンディがテレビの中から出てきて(貞子かっ!(爆)
阿金にアドバイスをします。

いわく、お客を選り好みしちゃダメ!
どんなお客にも、心を込めたサービスを!!

…というわけで、阿金はやがて、お年寄りやら、身体や知的に障害のある人など、
性的弱者(?)に喜ばれる存在になっていきます。

さて、そんな身の上話をするうちに朝になり、
ATMに閉じ込められた二人には、最後にビッグ・サプライズが
待ち受けていましたよ。

最後のオチも楽しくて、お気に入りの一本です。
日本公開されないのがとても残念。
香港ローカルネタが多すぎるのも一因らしいですが、
そんなの全然わからなくても、ストーリーがよくできてるから、
楽しめると思うんですけどね。

ちなみに本国香港では、2002年のクリスマス・シーズンに大ヒットとなり、
後日続編も製作されました。
こちらもなかなかよくできてました!

画像


歌神ジャッキー・チュン(張学友)が共演しているのも見ものだし、
1作目で描かれなかった阿金の少女時代や、
重大な秘密が明かされる仕組みになってます。

日本公開が無理なら、せめてリメイクされないかな。
娼婦の一代記なんて、とても面白い題材だと思うんですけどね。
ああ、日本で字幕付きで見たかった!


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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
『金鶏』は評判を聞いて輸入DVDで見たのですが、言葉が判らないなりに面白かったです。私も日本語字幕付で見たいです。
サンドラ・ンと言ったら私にとっては古惑仔ですかね。存在感ありました。シンチーものにもよく出ている印象が。そういえばマクダルのママの声もサンドラ・ンでしたね。
ちなみに金鶏と言って一番最初に思い出すのは、リムスキー・コルサコフです。
santapapa
URL
2006/06/28 01:56
サンタパパさん、こんにちは。
サンドラ姉さん、香港では大活躍ですよね。
コルサコフは聴いたことないんですけど、
最初はどうしてこの映画のタイトルが「金鶏」なのかピンとこなかったです。「金鶏」とは、時を告げる天上の鳥ということらしいですね。風俗のお姉さんも、誰よりも早く朝を迎えるからそう言うのかな?なんて推測してみました。
ぴむ
2006/06/28 22:11
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
e-アフィリ
2006/07/01 16:15
面白いので過去記事に遡って拝読しております。
リムスキー・コルサコフ『金鶏』をご存知の方が訪問されていたとは、通ですなあ。
実は私声楽家でして(だからロンロンや哥哥の声が聞き分けれるの。個人情報流出(笑))正直いって「金鶏ってヤバ〜!そんな意味なの?」と焦りまくり!
筋はどーでもいいオペラなんです(帝政批判だけど)神話みたいな荒唐無稽!注:中華ではありません。北京じゃ『小姐』が隠語みたいですが…普通に使いますよね。
ふざけて小姐娘娘なんてね。大学時代あだ名が『楊貴妃』だったもんで…湯蘭花に似てるらしいですが…ジョイ・ウォンのがよく似てます。
こんなに洗いざらいいいのかなぁ…信用してますよ〜〜〜
リンリン
2011/04/08 12:34
広東語は全然出来ないです。我是がンゴースイ、謝謝→多謝ドゥオチェ
だけです…
『金鶏』はヂンヂーじゃないんですよね?知らないと大変だ〜〜
リンリン
2011/04/08 20:24
リンリンさん、あだ名が楊貴妃だなんて、さぞお美しい・・・!? 
広東語は難しいですよね。私も香港に行くと「ンゴーイ」(ありがとう)だけは言うんですけど。
金鶏はなんて読むのかな、ガムなんとかなんでしょうね。普通話の勉強だけでもアップアップしてます〜。
ぴむ
2011/04/11 21:33
気になったのでついでに調べました(笑)白語で歌いたいから。
『金鶏』は gam1_gai1でした。
使わない為に覚えるなんてね(笑)
北京でもダメ言葉ありますから。丁寧なつもりでも『太太』は嫌がるみたい。
あとは美麗より漂亮のほうが使うね。
四を死と関連しないと言われました。北京市外では気にしてるだろうに(汗)政府はあくまで縁起担がせない教育してると思う。上海でもそう。亡くなった方をきちんとしたお墓ぬ葬らず「山に埋めて後は忘れる」んですって。
私は江沢民の為に歌う歌手には絶対なりたくない!
リンリン
2011/05/06 22:01
字の訂正:粤語を白語と書きましたが、『白話』と言いたかった。
白読語(粤語:広東語は普通話の字のままカントン発音するから)の意味らしいです。
白語は少数民族の方言です。
リンリン
2011/05/07 08:39
リンリンさん、
「太太」って普通に「奥さん」の意味かと思っていました。現地に行ってみないとわからない言葉のニュアンスってあるものなんですね。
私も広東語習いたいと思ったこともあるんですが、やはり先に普通話かなと無難なところに落ち着きました。でもなぜか家には『広東語四週間』の本が(笑)。これも積ん読になっちゃったけど。
ぴむ
2011/05/08 10:19

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