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zoom RSS 敬老の日/ヤーバ(89・仏=ブルキナファソ=スイス)

<<   作成日時 : 2006/09/18 22:04   >>

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9月 第三月曜日は「敬老の日」。

1966(昭和41)年に制定された国民の祝日です。
「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日です。
593年の9月15日、聖徳太子が四天王寺に身寄りのない病人や老人を救うための施設として悲田院を設立したとの説があります。
現在では9月の第3月曜日となっています。


田舎にいる私の祖母は、もう94歳。
足を悪くして車椅子になってからは老人ホームにいますが、
認知症はあるものの身体はいたって元気とのこと。
そして孫の私が言うのもなんですが、とっても綺麗に老いたというか、
見た目もとても90歳を超えているようには見えないんですよね。
そんなおばあちゃんには、いつまでも元気でいてほしいです。

みなさんのおじいちゃん、おばあちゃんはお元気ですか?
離れて暮らしているおじいちゃんおばあちゃんに、たまには電話でもしてみようか。
今日はそんな日ですよね。

さて今日の映画なんですが、いったい観た人が何人いるのかわからない
マイナーな作品です。でも、登場するおばあちゃんの姿がとっても印象的だったので。

画像


イドリッサ・ウエドラオゴ監督の、ブルキナファソという国の映画です。
ブルキナファソとは、西アフリカにある小さな国。
そんな国があったことさえ知らなかったけれど、この映画を観て、
この国の人々の暮らしを垣間見ることができました。

粗末な土壁の家の周囲には、ヤギやニワトリなどの家畜が走り回っていて、
小さな子供たちも裸で走り回っています。
家にはテレビはおろか電気も水道もなく、頭に大きな甕をのせて井戸まで水汲みにかよう毎日。
こんな生活が今もあるんだなあ…と、当時びっくりしたことを覚えています。
そして何よりも、そんな国でもきちんと映画が、しかもこんな素敵な映画が作られていることに驚きもし、感動しました。

この映画のタイトル「ヤーバ」とは、「おばあちゃん」のこと。
主人公の少年ビラが、魔女と呼ばれて村八分にされている老婆と仲良くなり、
「ヤーバ(おばあちゃん)」と呼ぶようになるんですね。

このおばあちゃんがどうして村八分にされているのかはよく分かりません。
きっとはるか昔に、村の何か厳しい掟を破ったのかもしれません。
そういえばイドリッサ・ウエドラオゴ監督は、「掟」(1990)という映画もこの後撮っていますね。

そんなビラとヤーバの、貧しいけれどものんびり素朴な生活の様子が描かれていきます。
ビラの毎日には、いじめっ子がいたり、大好きな女の子がいたり、
どこにでもありそうな子供らしい毎日。

けれどもある日、ちょっとした事件が起こります。
ビラといじめっ子とのケンカを止めようとしたガールフレンドのノボコが、
錆びたナイフでケガをしてしまったのです。

ノボコはそれが元で高熱を発し、生死の境をさまようことに。
ヤーバはノボコとビラのために、薬草を採りに出かけます。
年老いた腰をしゃんと伸ばして、頭に大きな甕を載せて、三日三晩歩き続けて薬草を探すのです。
その毅然とした姿がなんとも感動的で…。
村人からさんざん蔑まれてきたのに、命を救うために何の迷いもないその姿が。

ヤーバの作った薬とおまじないのおかげでノボコは無事助かって、
村に再び平穏な生活が戻ります。
でもヤーバは相変わらず、孤独な暮らしを続けるみたい。

独りぼっちでも気高く生きるヤーバの姿がとても印象的なこの映画、
DVDはおろか、レンタルショップにもビデオがあるかどうか?
ブルキナファソという、日本人にとっては未知の国を知るのにも、
とってもいい映画だと思います。
ぜひもう一度、観たい作品です。

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この記事はブログルポの依頼により執筆しました。


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