4月17日は「少年保護デー」。1952(昭和27)年に、「司法保護記念日」とともに 公開されたばかりのアフリカ映画を見てきました。 南アのスラムで暮らす不良少年の生活を描いています。 犯罪と暴力の日々の中に、思いがけない出会いが…。
公式サイト http://www.tsotsi-movie.com/index.shtml まずはオープニングから、迫力ある南アの音楽に圧倒されます。 商業的に洗練されたアメリカのヒップホップやラップとは ぜんぜん違う、土着の響きと言ってもいいくらいの 荒削りで、でもお腹にズン! とくる音楽。 これでもうこの映画の世界に完全に引き込まれてしまいます。 この音楽、「クワイト」というのですね。 日本では初めて耳にする人も多いのでは。 そう、この映画は、アフリカ人によるアフリカの映画。 俳優もスタッフも、音楽も言葉も純正アフリカンです。 2006年度のアカデミー外国語映画賞受賞作。 ツォツィ(不良)というあだ名で呼ばれる少年 (プレスリー・チュエニヤハエ)が主人公です。 その昔、「ナイフみたいにとがっては 触るものみな傷つけた」 なんて歌がありましたが、まさにその通りの少年。 そしてそれからのストーリー展開もまさに、 「ギザギザハートの子守唄」! お金持ちの黒人の車を盗んだところ、 その中には赤ちゃんが…。 拾った赤ちゃんに情が移って…なんてストーリーは、 映画でもマンガでもドラマでも小説でも、 いったいもう何万回出てきたシチュエーションか! ってなもんですが、 それでも、感動してしまうのはなぜなんでしょう。 それはやっぱり、この映画のシチュエーションですよね。 愛を知らずに育った凶悪な少年が、赤ちゃんと出会って初めて 誰かにとって必要な人間になったっていう…。 スラムの過酷な生活を描いた前半部分は 暴力描写もやや激しく、暗いタッチで描かれるものの、 ツォツィが赤ちゃんと出会ってからは、 名シーン名セリフがいっぱいです。 鑑賞後の気分は決して暗くなく、温い気持ちになれます。 ラストシーンでは、後ろの席の女性が号泣でしたよ。 私も感動しました。 この映画のテーマは「償いと寛容」なのだそうです。 ツォツィに強盗・銃撃・誘拐の被害に合ってしまった両親も、 ツォツィに銃を突きつけられて赤ちゃんにお乳をやった 若い母親も、みんな素晴らしいハートの持ち主です。 最近、日本では刑の厳罰化とか、少年法改正だとか そんな話ばっかり。 日本は経済的に豊かになって、心は貧しくなったのでしょうか? 恵まれない人たちを理解し見守る温かくて大きい心、 私たちもたしかに持っていたはずなのに。 いや、忘れてしまっただけかもしれませんね。 その大切なことを思い出させてくれる映画だと思います。 だから、たくさんの人に見てほしいなあ。 R-15なんて言わずにさ! 中学生よ、なんとかして映画館にもぐりこめ!(笑) 人気blogランキングへ 他の映画記事を探す! 【記念日と映画の366日リスト】 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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「ツォツィ」映画感想
昨年のアカデミー外国語映画賞受賞作「ツォツィ」(原題:Tsotsi)を見てきまし ...続きを見る |
Wilderlandwandar 2007/04/27 23:51 |
試写会にて「ツォツィ」観てきました。
最近、Kさんに誘われて試写会に行くことが多くなりました。毎回お誘いくださいましてありがとうございます。>Kさん。で、今回はツォツィを見てきました。 場所は明日、君がいないと同じ渋谷の映画館横の試写室です。僕の中で通称「ブツブツ試写室」と呼んでいます。スクリーンの穴がブツブツと目立つからです。 まあ、そんな話は置いておいて。。。 ...続きを見る |
よしなしごと 2007/05/03 11:40 |
ツォツィ 2007-23
「ツォツィ」を観てきました〜♪ ...続きを見る |
観たよ〜ん〜 2007/05/13 07:12 |
ツォツィ
予想を上回る感動作でした。 筋金入の不良(ツォツィ)だった主人公が、ふとしたことから乳児を誘拐してしまい、それをきっかけに人間愛に目覚めていく話です。 ストーリーに対する感動もさることながら、非 ...続きを見る |
シネクリシェ 2007/06/11 03:05 |
映画『ツォツィ』
原題:Tsotsi これがアパルトヘイトのあった南アフリカのスラム街の現実なのか、世界一の格差社会といわれる国の現在なのか、まだ幼さの残る子供達の怖ろしい現実・・ ...続きを見る |
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行... 2008/03/10 00:34 |
【映画レビュー】ツォツィ
2005/イギリス・南アフリカ 監督: ギャヴィン・フッド 製作: ピーター・フダコウスキ 製作総指揮: ロビー・リトル 脚本: ギャヴィン・フッド 原作: アソル フガード 撮影: ランス・ギューワー 音楽: マーク・キリアン ポール・ヘプカー 出演: プレスリー・チュエニヤハエ テリー・フェト ケネス・ンコースィ モツスィ・マッハーノ ゼンゾ・ンゴーベ テリー・ペート ...続きを見る |
Hisa-Bo's Walk 2008/05/05 11:59 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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これ、ものすっごく早く観たいんです〜。一応うちの方でも来月やるようなんでホッとしてます。観てからまた感想書きにお邪魔します。 |
meihua 2007/04/18 21:57 |
公開されたら、ぜひ見てきてください! |
ぴむ 2007/04/19 00:17 |
やっと観ました〜。期待以上に素晴らしかったです。まず音楽にノックアウト喰らいました。サントラ買ってしまいましたよ^^;そんなとこでも、見事に術中にはまってしまいました。 |
meihua 2007/06/10 07:03 |
meihuaさん、ご覧になったんですね♪ |
ぴむ 2007/06/10 13:14 |
そうですね。大人にも観て貰って許しや人を思う気持ちの大切さ知って貰わないと、何も変わらないですね。子供の前に、大人がしっかりしてなかったから、こんな恐ろしい世の中になってしまったわけですから。しかし、こんなに豊かな筈の国で、ツォツィ達よりも凶悪な青少年犯罪が増えていくのはなぜなんだろう? |
meihua 2007/06/11 00:26 |
日本はこれでも、10代20代の犯罪が世界でも一番少ない国らしいです。なんだかんだいっても、いちおう教育は行き届いてるわけですもんね。しかし少年法厳罰化にしても赤ちゃんポストにしても、大人の責任能力や育児能力のなさを、すべて子供側にツケを回すようで勝手千万、私は許せないです! と、思わずちょっと怒りモードに入ってしまいました。 |
ぴむ 2007/06/11 21:57 |
ぴむさん、こんにちは! |
CD 2008/05/22 13:30 |
CDさん、見つけてくれてありがとうございます。 |
ぴむ 2008/05/22 22:20 |
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