5月11日は「長良川鵜飼開き」。毎年この日、岐阜県・長良川で「鵜飼い開き」が行われます。 鵜飼いのパフォーマンス、昔見たことあります。 鵜がお魚を飲み込んでも、首の付け根を縄で縛られているので 自分の胃袋には収まらず、吐き出して人間さまの獲物に なるわけですね。苦労して魚を捕まえても搾取されっぱなしで、 なんだか可哀想な身の上。 そういえば、この映画では、アフリカ人がダイヤモンドを 掘っても掘っても、白人に横取りされてしまう理不尽な現実が 描かれていたのでした。
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/ この映画の感想は、前の記事にちょこっと書きました。 どちらかというと酷評したのに(笑)、なんでまた 取り上げたかというと、この映画が取り上げている アフリカの問題について、もう少し触れてみたかったから。 前の記事のコメント欄に、meihuaさんから こんな感想をいただきました。 この映画って、結局は解決した問題で、 そうなんですよね。 「ダーウィンの悪夢」ではナイルパーチ、 「ブラッド・ダイヤモンド」ではダイヤモンド。 みんな先進国の私たちが喜んで買っているものです。 それなのに、アフリカの実情となると 私たちはほとんど知らない。これらの映画を見て、 初めて衝撃を受けた人も多いことでしょう。 「ブラッド・ダイヤモンド」の戦闘シーンは すごく迫力ありましたよね。 銃弾が飛び交い、村民が女性も子供も反政府軍に 容赦なく撃ち殺されていく。 そんな中に、報道や救援のために果敢に飛び込んでいく ジェニファー・コネリーみたいな人たちがいる。 すごい勇気ですよね。 そんな人たちに向かって 「危ない国にわざわざ行くなんて、人騒がせで迷惑」 なんて言うほど、日本という国はボケまくっているのですから、 ドラマチック仕立てのこの映画くらいは 見ておいたほうがいいかもしれませんねっ。 さて、meihuaさんの言うとおり、 ブラッド・ダイヤモンドが描いたシエラレオネの内戦と虐殺は、 とりあえず今は過去のものとなっています (後遺症は別として)。 ところが、まさにこの映画さながらの内戦と虐殺が 現在進行形で起こっている国がある… ということを、奇しくもこの映画を見た直後に知りました。 そのことも、ちょっと書いてみたかったのです。 それは、スーダンの「ダルフール紛争」です。 【国際社会から「忘れられた土地」ダルフールの悲劇】 http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20050221A/index3.htm (ALL ABOUT JAPAN のサイトより。わかりやすい解説ですので、 ぜひご一読ください。) スーダンでは昔から、アフリカ人とアラブ人が 対立してきたのですが(上記スーダンの位置を示す地図を見ると、 アラブに近い位置にあるのがわかります)、 現在、スーダン西部のダルフール地方で、 アラブ系民族によるアフリカ系黒人の集団虐殺とレイプが 行われているのです。 現在のスーダン政府は、アラブ系が主流を占めているために、 この現状に何の手も打たないばかりか、 アラブ系民兵組織「ジャンジャウィード」に 密かに手を貸しながら、国際的には 「うちの国は戦争なんかしてませんよ」 と主張している始末です。 この問題が日本では、フランス大統領選で今回敗北した ロワイヤル女史が、このダルフール問題の絡みで、 北京オリンピックをボイコットするべき、 と主張していたことが一時話題になったくらいで、 紛争の現状についてはほとんど報道されていません。 中国は、スーダンと石油の取引があるために、 常任理事国の立場を利用してスーダン制裁決議に反対したのです。 そんなこんなで、国際社会の対応は遅きに失した感が あるのですが、現在、スーダンの大臣が 国際刑事裁判所(ICC)によって、 戦争犯罪と人道に反する罪で逮捕状を出されるという、 異例の事態にまで至っています。 この紛争により、現在200万人近くが難民になっている そうです。 「ブラッド・ダイヤモンド」でも、 ジェニファー・コネリーが シエラレオネの人たちの難民キャンプで、 「200万人の全国民がホームレスだなんて…」と 嘆くシーンがありましたが、まさにその通りの状態なのです。 このように、この映画や「ホテル・ルワンダ」 なみの悲劇が今現在スーダンで起こっているというのに、 国際社会はまたしても、手をこまねいて見ているばかり なのでしょうか… 「ブラッド・ダイヤモンド」が、このような現在進行形の 問題を描けていたら、それはすごいことだったでしょうね。 でも先進国がこのていたらくでは、とてもとても無理かしら。 しかしせめてこの現実を、もっとたくさんの人に知らせることが 重要ではないのかい!? ということで、 今 Google アースで、こんなプロジェクトが実施中ですよ。 「Google Earth」にダルフール紛争に関する新レイヤー追加 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/04/11/15386.html ↑Googleアースを使って、ダルフール紛争地域を みんなで監視しよう! というものです。 また、日本ユニセフでは、「スーダン・ダルフール緊急募金」を 実施中です。 http://www.unicef.or.jp/kinkyu/sudan/2004.htm 私は募金ってあまりしないほうなんですが、 この記事を書いた縁で、ちょこっと協力してこようかな。 善行なんておこがましい、ただ、あまりにも何もできない 悲しい自分をほんの少し慰めるためです。 「ブラッド・ダイヤモンド」をご覧になった方は、 あのような惨劇が今現実に起こっている国が あるのだということに、ぜひ思いをはせてみてくださいね。 人気blogランキングへ 他の映画記事を探す! 【記念日と映画の366日リスト】 |
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「ブッラッド・ダイヤモンド」映画感想
各所で骨太ドラマと評判の良い映画「ブッラッド・ダイヤモンド」(原題 BLOOD ...続きを見る |
Wilderlandwandar 2007/05/11 20:18 |
ブラッド・ダイヤモンド
内戦下のアフリカ。 ダイヤの密売を生業とするアーチャー、闇ダイヤの採掘場に連行され更に息子を少年兵士にされた漁師ソロモン、そして、ダイヤの密売の真実を追う女性ジャーナリスト、マディー。 偶然見つけた巨大ダイヤ。 3人は救いようのない現実から抜け出す為、相手を利用し、相反する思惑に衝突する…。 社会派サスペンス ...続きを見る |
象のロケット 2007/05/15 02:28 |
ブラッド・ダイヤモンド
ブラッド・ダイヤモンド (出演 レオナルド・ディカプリオ) ...続きを見る |
ひめの映画おぼえがき 2007/05/16 14:35 |
映画vol.117 『ブラッド・ダイヤモンド』*試写会 07-08
監督: 出演:レオナルド・ディカプリオ 製作:2006年 米 公式HP ...続きを見る |
Cold in Summer 2007/05/16 17:39 |
ブラッド・ダイヤモンド@我流映画評論
今回紹介する作品は、ディカプリオ主演の映画『ブラッド・ダイヤモンド』です。 ...続きを見る |
ジフルブログは映画・音楽・札幌グルメを紹... 2007/10/22 01:08 |
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こんばんは ぴむさん。 |
meihua 2007/05/13 23:52 |
meihuaさんも募金されたんですね。なんだかうれしいです。私も募金の1円でも、現地の人の役に立てばという思いです。 |
ぴむ 2007/05/14 20:14 |
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