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zoom RSS 日照権の日/ 太陽がいっぱい (60・仏)

<<   作成日時 : 2007/06/27 22:14   >>

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6月27日は「日照権の日」。

1972(昭和47)年、
最高裁判所で日照権は法的に保護するのに値するという
判決が下されたのがこの日です。
これ以来、日照権が確立し、
法的な保護が与えられるようになりました。
昭和40年代に中高層マンションが増加したことが
裁判の原因でした。


陽光がいっぱいに降り注いでいたら、気持ちがいいものですよね。
気分がよくて、自分は何でもできるような気になったりして。

画像


B00006JL7T太陽がいっぱい
アラン・ドロン マリー・ラフォレ モーリス・ロネ
ジェネオン エンタテインメント 2002-10-25

by G-Tools


最近、フランス映画というと、

「オシャレっぽいけど、なんだかユルくてよくわかんない映画」

というのが一般的イメージなのでしょうか。
よくそんな答えが返ってくるんですけど。

私にとってのフランス映画の第一印象といえば、
なんといっても、母が呪文かうわごとのようにつぶやいていた
「アラン・ドロン アラン・ドロン アラン・ドロン!
なのです。(笑)

あまりにもアランドロンアランドロン言うものだから、
アラン・ドロンというのは「ハンサム」の代名詞で
一般名詞なのだと思っていた子供時代。

そんな母と一緒にテレビで見た映画だったかな。
母が夢中になるのも納得の、アラン・ドロンの完璧な美しさ。

ストーリーもとても面白くて、子供心にドキドキしました。
クライム・サスペンスの傑作ですよね。

フランス映画との出会いは、この映画だったか
「禁じられた遊び」だったか。
だから「フランス映画=オシャレだが訳わかんない」という
先入観や偏見はまったくないですねー。
幼時体験がよかったんですかね。

しかし、若き日の母親がそんな調子で
「アラン・ドロン様のお言葉って美しいわー。
フランス語って、とても美しい言語なのよねー」
なんて言ってたもんだから、
思わず大学の第2外国語でフランス語をとってしまったら、
相性悪くて、たいへんな目に(笑)。
幼時体験って、おそろしいですね…。

ともかく私の中でこの映画は、
イケメン映画の金字塔」なので、
ハリウッド・リメイクの「リプリー」のほうは、
当然見てません!
「リプリー=マット・デイモン」
と聞いただけで、ちゃぶ台をひっくり返して
大暴れしてしまいました!!(比喩)

でも、実は主人公のリプリーは、イケメンでないほうが
原作に忠実なんだそうですね。
ブルジョアジーのボンボンに自分を投影することでしか
自己表現のできない屈折した恵まれない青年、
ということなんで。

でも、ドロンのリプリーだって、かなりの演技ですよね。
金持ちの友人、フィリップに対する、
あの極端な卑屈さは一体何!?って
子供心にも思いましたもん。

いくら相手が金持ちだからって、
美人の恋人がいるからって、
あんなにバカにされても何も言わず、
あそこまで卑屈でいる必要がどこにあったんでしょう。
憎しみが一気に爆発するタイプだったんでしょうかね・・・。

と思わせるぐらい、ドロンの屈折した青年ぶりが
よかったと思います。

それに、もうこのドロンを前にしては、
原作に忠実かどうかなんて
どうでもいいじゃありませんか!
リプリーはイケメンじゃなきゃやだ!
ドロン様でなければ!!
(…って、私は母か!)

クライム・サスペンスの傑作って書いたけど、
この映画、「完全犯罪を成立させる」という
目的に向かって、観客がリプリーと一緒になって
ハラハラドキドキする「目標達成ムービー」でも
あるような気がします。

幾多のハードルを乗り越えて、ついに金もオンナもブルジョアの地位も、
すべてを手に入れた彼を最後に待ち受けていたのは、
いっぱいに降り注ぐまぶしい陽光と、そして…。

そして最後の最後に、観客も
ああーっ!ここまで来たのになーっ!て思いに、
打たれたりなんかして。

リプリーのその後はどうなったのでしょう。
周到な計画的犯罪で二人も殺したのだから、
死刑判決でギロチンの露かしら…。
(ちなみにフランスが死刑を廃止したのは1981年9月)

マット・デイモンならまあいいけど(!)
犯人がドロン様みたいなイケメンなら、
助命嘆願書の一通も送りたいものですよね!

あ、7月23日(月) に、NHK BS2 で午後9:00から放映される
みたいです。久しぶりに、また見てみようかなと思います。

★この映画は、公式映画検定「見るべき100本」に指定されています★
映画検定公式テキストブック映画検定公式テキストブック
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アランドロン サムライウーマン samourai-women40mlアランドロンが日本女性の魅力をより一層引き立てるため作ったサムライウーマンは、大和撫子をイメージさせる柚子や ホワイトピーチなどの控えめで甘く優しい香り。 好感度抜群の香りですので、学校やオフィス使用にもオススメです。 ...続きを見る

2007/08/08 14:11

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
おーなつかしのドロン様ではないですか!
どうも、おフランスの古い映画に弱い私です。はい、私も洗脳されました。だからハリウッド映画には冷たいのです。リプリー?へん、いまさら?マット・ディモン?見たかねえ〜よ!と。(笑)(ちゃぶ台はひっくり返していませんが・・)
ドロン様の屈折した昏い瞳、ズキンときました。
そして私も仏語を選択し、めげました。^^;
kotan
2007/06/27 22:25
あっ、ここにもドロン様の「被害者」がお一人!? まったく、フランス語があんなにややこしい言語だとは思いませんでした。動詞変化とかまったく覚えられず。
ドロンはあの美声で、TVCMで「ダーバン、★♪#&%?@…(←後半いまだに分からない)」なんて言っていましたよね。すっかり騙されました…。
ぴむ
2007/06/27 22:42
こんにちは。中学生のときはジャン・ルイ・トランティニャンとドロンのファンでした。ドロンの大きなポスターを部屋に張っていました。リバイバル上映で、中一か中二のとき映画館で『太陽がいっぱい』を見て、そりゃ〜衝撃でしたよ。最後の「電話です」にはホント…涙。ああやってニセのサインをマスターするんだって、勉強になりました(何の?)。えっと、当時ダーバンに関しては、私たちでこう決めていました。「ダーバン、スネゲボーン、ヌケヌケモゲアン」。ドロン様、許してください。
hoisam
URL
2007/06/28 18:32
サインの練習をするシーンは、名シーンといわれてるけど、ほんと衝撃的でしたよね。
それにしても、「ダーバン、スネゲボーン」て爆爆!!!それはないですよー!!!少なくとも最後は「なんとかマダム」じゃなかったでしたっけ???まあ結局、どういう意味だったかはいまだに分からないわけですが。
それにしても笑ってしまいました。。。今日は仕事でちょっとストレスだったんですけど、おかげでモヤットがスッキリしました!
ぴむ
2007/06/28 18:48
ええっ、最後はマダム? だったら正しくは「ヌケヌケマダム」か(正しくないってー!)。そうそう、書くの忘れましたが、リメイクのジミー大西版も公開時に映画館で見ました。うーん、悪くないんですが、主役がジミーではなあ…。感情移入できませんでした。アンタは絵ぇ描いとれ!って感じで。ジュード・ロウは美しかったけど。あと、淀川さんは「ゲイの映画だ」っていつもおっしゃってましたね。「そう見るとそう見えちゃうの」っておすぎも。
hoisam
2007/06/29 02:39
考えてみたら、紳士服のCMなのに「マダム」はおかしいですよね。でも結局何言ってるかわからないのに、日本の全女性が納得してたんだからスゴイことですよね。
淀川さん・・・さすが淀川さん・・・。でも何かの対談で、あのラストはリプリーがフィリップと離れたくなかったから故意に・・・って、それは深読みしすぎでは!?と思いました。しかし、思い入れあったんでしょうねー、淀川さん。
ぴむ
2007/06/29 21:00
hoisamさん、「ダーバン、スネゲボーン、・・?」可笑しすぎです。(^o^)丿 イヤー笑わせてもらいました。最後は確かに〜マダムときめてましたよ。
淀川さん、なつかしいですね。たしかにゲイの映画だって言ってましたね。私にはその世界のことはようわからん・・
kotan
2007/06/30 00:22
おおっ、「マダム」説が有力になってきました。それにしても、こうして「ダーバン」ネタで盛り上がれる世代が集合したことは、非常に喜ばしいことですね。ところで誰か正解教えてください!(笑)
ぴむ
2007/06/30 14:22

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