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zoom RSS 世界食糧デー/ それでも生きる子供たちへ (05・伊=仏)

<<   作成日時 : 2007/10/16 21:11   >>

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10月16日は「世界食糧デー」。

国連食糧農業機関(FAO)が1981年に制定しました。
国際デーの一つで、発展途上国の人々が食糧不足で
苦しまないためにはどうすればいいか考える日です。
FAOが設立されたのが1945年のこの日ですから、
それを記念日としたわけです。


ほっとけない、世界の貧しさ。
…も応援している、この映画をどうぞ。

画像

7人の映画監督による、7つの物語で構成された
オムニバス映画です。
それぞれの監督が、自国の恵まれざる子供たちの姿を
20分前後の短い時間の中で、描き出していきます。

発展途上国の話だけではありません。
エイズ差別に苦しむアメリカの少女や、
イギリスでは報道カメラマンの苦悩が描かれます。

さてあなたは、どの物語が好き?
なんて話もはずみそうな映画です。

ルワンダの少年兵に胸を痛め、
どこかユーモラスなセルビアの少年院の描写にクスリと笑わされ、
ゲーム感覚でゴミ拾いをするブラジルの兄妹のたくましさに
勇気づけられ、
ヨーロッパの先進国イタリアに、泥棒で生計を立てる
子供たちがいる現実に、考え込んでしまったり…。

そして大トリは中国のジョン・ウー監督で、
裕福な少女と貧しい少女の、ひとときの交流の物語が、
もうとってもベタな感じで(笑)描かれていきます。

捨て子の少女が優しいおじいさんに拾われて育てられ。
でもそのおじいさんが死んじゃって、
仕方なく身を寄せた花売りの親方に殴られて…。

・・・てもう、日本にも昔あったみたいな超ベタな話なのに、
最後はまんまと号泣させられちゃいます!!

この最後のエピソードで初めて、
裕福なのに心が満たされない子供の問題がとりあげられていて、
よかったと思いました。

貧しい子供の現状に思いを馳せようというのがこの映画の
主旨だと思うけれど、裕福なのに満たされない子供の問題も
やっぱり忘れてはならない気がして。

最後に貧しい女の子・小猫(シャオマオ)が、
お金持ちの少女にあげた一輪の花。
そんなことしたらまた親方に殴られるのに、
どうして、あげることができるの?
と思ったら、シャオマオの心の豊かさに
泣けてきてしまうのでした。

日本の子供たちも、シャオマオみたいな
「本当の豊かさ」をなくしてしまったんじゃないかと
心配になります。いや、まず私たち大人がか・・・。

しかし、どのエピソードも子供たちの悲惨な現状を描いているのに、
なぜか鑑賞後の印象が爽やかなのはなぜでしょう。
たくましく生きる子供たちに、力をもらえるからかなあ。

それから、教育の大切さということも見にしみる映画です。
最初のエピソードの少年兵も、最後のエピソードのシャオマオも、
いつか学校にいくことが夢だったんです。

そして、ブラジルのゴミ拾いの少年たちにしても、
子供のうちはゲーム感覚でゴミ拾い生活ができても、
このまま学校にも行けなければ、大人になってもやはり
社会から疎外された存在になるしかないのだから・・・

「どうして勉強なんかしなきゃいけないんだよお」
なんて言っている日本の子供たちは、本当に幸せです。
近くにそんなこと言う子供がいたら、
黙ってこの映画を見せてやれ(笑)

あーもう、思い出すと泣けてきてしまうこの映画。
恵まれない立場の人たちへの同情心さえ忘れがちな
今の日本の生活の中、ぜひ多くの人に見てほしいです。



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タイトル (本文) ブログ名/日時
それでも生きる子供たちへ
梅田ガーデンシネマにて鑑賞。 (2005年 イタリア/フランス) ...続きを見る
ゆるり鑑賞 Yururi kansho
2007/10/21 18:16

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ブッダは特権階級だったからこそ、失うことを怖れたのでしょう。持たざる者の、得る希望だけの方が幸せかもしれません。
人間は選択の自由を持つからこそ人間だと思います。だから、弱肉強食の連鎖から抜け出ることができました。
子どもが、より良い選択のために学ぶことは人間らしく生きるための権利ではないでしょうか。つまり「どうして勉強…」などと言っている子どもは権利を知らないだけでしょう。子どもは卑怯は嫌いですから、この映画を見れば、何か感じることを持つでしょうね。
先日韓国の俳優がユニセフの活動をすることになりましたが、彼を推薦したアンドレ・キム氏が「昔韓国はユニセフの援助を受けた。今度は自分たちがして当然だ」というようなことを言っていました。
日本の戦後もそうであったのですから、日本人は陰徳を積むのが美徳ではありますが、もっと率先して善を行う姿で、子どもたちを導いてほしいものです。
(…と、たまには真面目に考えました。)
通りすがりのものです
2007/10/15 22:13
本当にそうですね、「勉強なんて」と思っている子供は、それが実は義務ではなく、大切な自分の権利だということに気づいていないだけですね。道徳教育なんかより権利教育、人権教育の大切さを最近強く感じます。まず大人からして理解してないですからね。
ユニセフの件もまったくその通り。
たまには真面目に考えてみることも、とても大切ですよね…。
ぴむ
2007/10/17 23:50
こんにちは。とっても見たくなりました。ぴむさんのブログを拝読していると見なきゃ!って思う映画がどんどん増えて困りますよ〜。しかし、裕福でも満たされない心。分かります。食べ物に不自由しない、っていう線をすでにクリアしている子の多い日本の場合、やはりある意味、日々の生活の目的が、分かりにくいのでしょうね。食べるために生きる、というのがすべての動物において基本ですから。とはいえ私は裕福でもないし、満たされてもいません。まあ、人間一生、現状に満足することってないのかも。。。面白くない生活の中、ささやかな笑いや楽しみを見つけて、ほそぼそと生きていく。これでしょうか。
hoisam
2007/10/22 03:04
hoisamさん、ほそぼそなんて淋しいこといわないでくださいよ〜(笑)。ほんと、上を見ればキリがないですけど、映画の中でシャオマオがお金持ちの子に一輪の花をあげたその心こそが、本当の豊かさなのかな。それこそ、「ボロは着てても心は錦」。って、日本にはいい言葉がありますね〜。その心を日本人自身が今、忘れがちなのかもしれないですが、この映画が思い出させてくれたと思いますー。
ぴむ
2007/10/22 13:15
そうかー!人間の原点は水前寺清子だったんですね。目が覚めました。ってほんと、生活レベルは低くても、やさしさを忘れず、ぎすぎすせず、生きていきたいですよねー(ほそぼそと…)。
hoisam
2007/10/23 09:50
「ボロは着てても」って水前寺清子でしたか。私はまた諺かと思っていました。(生活レベル以前に教養レベルが・・・)
ほそぼそはちょっと寂しいから、これからは「ロハス」でいきましょう!健康にも環境にも優しい暮らし、私はだから自転車で〜って、結局、貧乏ロハス・・・。
ぴむ
2007/10/24 00:29
はじめまして。私は、食べるものも着るものも小学校へ行って勉強もしている・・・。でも、それでも生きる子供たちへでとても泣けてきた私たち日本では人殺しなどが相次いで起こっている。でもそんな中、3〜7秒の間に1人が死んでしまっている国でも一生懸命生きている子供たちがいる。私はお小遣いを1000〜1500円もらっている。このお金でもしかしたらたくさんの子供が助かるかもしれない。小6だからうまくかけないけど・・・。多くの人にわかってもらいたいなぁこの気持ち!! 
かい
2009/01/12 11:28
かいさん、はじめまして。
この映画を観たら、いろんなことを考えてしまいますよね。貧しい国の子供たちは、日本の子供よりも瞳が輝いていると思うこともあります。学校へ行って勉強ができる!ということを、幸せと感じる心があるんですもんね。

お金を寄付することも助けになるかもしれないけど、かいさんはまだ小6なのだし、今はまだお金よりも、貧しい国はどうして貧しいのかとか、どうしたらよくなるのかとか、世界ではどんなことが起こっているのかとか、世界の歴史とか、いろんなことを勉強するのがいいのではないかなと思います。学校の勉強だけでなく、自分でもいろいろ本を読んだり、映画をみてはどうでしょう。きっと将来、大きな力になると思いますよ。
ぴむ
2009/01/13 21:37

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