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zoom RSS EU フィルムデーズ2009

<<   作成日時 : 2009/06/08 21:36   >>

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こんな映画祭があったんですね。
入場料も一本500円と安いので、
日曜日を利用して見に行ってみました。

画像


EU加盟国21カ国の作品が、5月29日から
6月20日までの約3週間にわたり、
東京国立近代美術館フィルムセンターで
上映されています。

私が観たのは、日本初公開のこの一本です。

「コウノトリの帰還」
監督:マルティン・レプカ
2007年 スロヴァキア映画


<あらすじ>
客室乗務員の仕事をクビになり、
恋人にも失望したドイツ人のヴァンダは、
ウクライナ国境に近いスロヴァキアの
田舎に住む祖母の家を訪ねます。

のどかな田舎暮らしを楽しむヴァンダは、
村の男と親しくなります。
が、彼には過去があり、よからぬビジネスにも
関わっている様子・・・。
そんな中、ヴァンダの恋人は彼女のあとを追って、
一路、村へと向かいますが・・・。



ヒロインの恋愛を軸に、
スロヴァキアのお国事情や難民問題が絡んで、
ひと味違ったヒューマンドラマとなっています。

一見のどかなスロヴァキア僻地の村には
難民ビジネスの影がちらついていて、
それがヒロインの恋の行方に
大きな影響を及ぼすことに。

隣国からの密入国者が毎日のように
来ては通り過ぎていくスロヴァキアの村の描写や、
ドイツとスロヴァキアの歴史的確執を思わせる
酒場でのケンカのエピソードなどからは、
まさに現在のEU諸国が抱える問題そのものが
垣間見えるよう。

密入国した違法滞在者なんて
助ける必要はないと考えていたヒロインと、
(平和な先進国の人間代表!みたいな発想ですね)

不正が横行するつらい世の中では、
人と人とが助け合って生き抜くしかないと考える
戦争体験者のおばあちゃん。
そんな二人の会話も印象的でした。

でも全体的に映画は決して暗くなく、
恋愛や人生に悩むヒロインが
自分のルーツを探ることで少しずつ
新しい自分を発見していく、
どこかほのぼのとした物語でした。

こういう地味な映画って、
なかなか一般公開はされにくいですよね。
この機会に観ておいてよかったと思います。

EU フィルムデイズには、
ほかにも日本初公開のEU諸国作品がたくさん。
フィルムセンターの約300席の座席も、
ほぼ満席になりそうな盛況ぶりでした。
機会があればみなさんもぜひ。

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イマナビ!News&Shopping
2009/06/08 21:48

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
まず、「ドイツ人でスロバキア人のおばあちゃんを持つ」というところから、日本での感覚からは「!!」です。そこの思い込みが私の原点の一つでもありますけど^^;
それにしても見ごたえがありそうな作品ですね。映画って、一生に見られるのは全作品の何パーセントぐらいなのだろう、とか、よく分からないことを考えてしまいました^◇^
ソナム
2009/06/09 09:40
こういう映画祭に行くと、日本で一般公開される映画って限りがあるんだなあと改めて実感してしまいます。有名な監督や俳優が関わっているか、国際的な賞をとったりした映画でないと公開されにくいですよね。なにげない人間ドラマにも秀作は多いと思うのですが。

この映画の難民問題などは、まさに地続きの国ならではだなあなんて思うんですが、日本も米国務省では「人身売買監視国」になってるなんて話を聞くと、人ごとだなんて思っているのはまだまだアマイようです。
ぴむ
2009/06/09 19:12

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