毎日が映画記念日

アクセスカウンタ

zoom RSS 「レスラー」 

<<   作成日時 : 2009/06/15 22:16   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 6

老いぼれレスラーには、80年代メタルがよく似合う、ってか。

画像


奇しくも先週土曜日にプロレスラーの三沢光晴さん
急死のニュースが飛び込んできて、
そんなタイミングで公開されたこの映画。
追悼ってわけではないけれど、観にいってきました。

しかしまさに、彼の追悼にはピッタリの映画なのでした。
泣けます。

80年代には人気絶頂だったけれど、
今となっては「あの人は今?」状態の
プロレスラーをあのミッキー・ロークが演じるなんて、
これはもう

説得力ありすぎ


ミッキー・ロークって、私にとっては、
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」や「ナインハーフ」の頃の
スッキリ・セクシーなイケメンのイメージが強いです。

しかし、例の「ネコパンチ・ボクシング試合事件」
以降は「もう知らないっ」って感じですっかり見放して忘れてたんで、
この映画、観るの勇気要りましたよー。
まったくもう、顔も体もボロボロで、別人じゃありませんか(泣)。
ああやっぱ、80年代はよかった・・・って
私でも言いたくなります。

それにしても、痛そうな映画でしたなー。
盛りを過ぎてもなお、地方巡業で細々と
試合を続けるランディ・"ザ・ラム"・ロビンソン(ミッキー・ローク)
の、老体に鞭打っての試合のシーンを
思いっきり寄ったカメラで撮っていくので、
プロレスの痛さがモロこっちにも
伝わってくるようでした。
いたたたた。

試合の後は全身ケガと打撲だらけ、
それを抑えるためと筋肉を維持するための
大量の薬の使用。
ひさしぶりに引退した仲間たちに会えば、
ほとんどみんな病人か障害者状態。

プロレスって過酷です。。。
八百長だとかショーだとかいって
低く見られることも多いけど、
それが「命をかけたショー」だと知ったら
もう誰も笑うことなんてできないですよね。。。

この映画、ストーリーは、よくあるパターンの話なのに、
この痛そうな描写が強烈なために、
説得力のあるものになっているような。

さらにこの映画のいいところは、主人公のランディが、もう徹底的に

ダメ人間ですわ

もうダメ人間すぎて、彼のことを好きなストリッパーのキャシディ
(マリサ・トメイ)が、
求愛されても思わずひいちゃう気持ちもわかります。
そりゃ、バツイチ再婚だったら、
もうちょっとマトモな相手選びたいもんねえ、女としては(笑)。

でもダメになってしまった自分の人生を
誰のせいにするでもなく、
自分でオトシマエをつけようとする姿が、
いいんですよね、ミッキー・ローク。

そんなプロレスラー、ランディ・ザ・ラムの
出場テーマソングがガンズ・アンド・ローゼスで、
映画のエンドクレジットでも、アクセル・ローズに特別の
感謝の意が表されてましたが、
アメリカのプロレスラーは、ガンズ命なんでしょうか。

それはもしかして、トラックの運ちゃんが
八代亜紀命なのと同様の現象なのでしょうか。
(違うって? スミマセン)

そんななつかしの80年代メタルに彩られたこの映画ですが、
ラストにふいに流れてくる
ブルース・スプリングスティーンの静かなテーマ曲に
またまたハートをわしづかみにされるのでした。
ミッキー・ロークのために、タダで提供したとか。
これまた泣けますね。。。


プロレスファンは120%楽しめると思うし、
そうでなくてもなかなか感動。
ターミネーター等の大作の陰に隠れて
いまいち話題になってないような気がしますが、
必見の名作です。見逃さないでー。

「レスラー」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「レスラー」これが男の生きる道
「レスラー」★★★☆ ミッキー・ローク 、マリサ・トメイ 主演 ジョー・ライト 監督、2009年、117分 ...続きを見る
soramove
2009/06/23 00:15
映画「レスラー」
原題:THE WRESTLER プロレス好きで、落ちぶれて体はボロボロでもリンングに上がり続け、生活は苦しくスーパーでアルバイトをしながらも部屋代さえ払えない、そんな男の物語・・・ ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2009/06/28 16:01

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ぴむさん、勇気ありますね、この映画を見に行くなんて。見たら感動ものだとは思うのですが、ちょっと引いてしまいます。
それにしてもショービジネスとは言え、先日の三沢選手の死亡事故もあり、厳しい世界ですよね〜
kotan
2009/06/17 21:36
いやー、勇気いりましたよ、いろんな意味で。
プロレスラーってみんな比較的若くしてガンになったり亡くなったりしているような気がするのですが、それもむべなるかな〜ってな感じの映画でした。そのようなリアルなプロレスの世界を描いた映画って、意外となかったですよね。そういう意味でも、一見の価値ありと思います。怖いけど。
ぴむ
2009/06/17 22:29
ども。お久しぶりでございます。
奇跡的に僕もこの映画観たんですよね。
久々にいい物みたなという感じです。

プロレス好きの僕にとって、
プロレスの激しさをリアルに伝えてくれる映画の存在は実にありがたい限り。
たとえ演出であっても、
蹴られたり投げ飛ばされたりしているのは事実ですから、
ベテラン選手であればあるほど、
体に蓄積されたダメージは相当なものでしょう。
実際、晩年の三沢選手の体は、
長年の戦いによって激しく傷つき、
特に首のダメージは深刻で、
激痛で下を向く事すらままならなかったそうです。

そんな「命をかけたショー」であるプロレスの激しさを伝えてくれるこの映画。
感謝感謝。
かるろ
2009/09/19 04:47
かるろさん、お元気でしたか。
意外にも、こんな風にシリアスにプロレスの過酷さを取り上げたドラマってなかったですよね。ボクシングなら珍しくないのに。

私はプロレスにはあまり詳しくないのですが、それでもプロレス選手って短命だなあ、という印象があります。考えてみたらそれって大変なことですよね。仕事で命を縮めるなんて。

だからなくせ、っていうのも違う気がしますし、この映画のミッキー・ロークも、現役で過酷なリングの上にいることが幸せだったんだから、複雑な思いになりますね。


ぴむ
2009/09/20 11:08
はじめまして 
友達とDVDでみました。レスラー人生もピークを過ぎ、娘とは絶縁状態、ステロイドの影響で心臓は弱っているありさまの中年レスラー ランディー。娘との約束すっぽかすのは さすがにマズイよ〜(´Ц`)

自分には「この場所しかない」不器用な生き方しかできないランディーは やはり 悲しい男です。

>しかし、例の「ネコパンチ・ボクシング試合事件」
以降は「もう知らないっ」って感じですっかり見放して忘れてたんで、この映画、観るの勇気要りましたよー。
まったくもう、顔も体もボロボロで、別人じゃありませんか(泣)。ああやっぱ、80年代はよかった・・・って
私でも言いたくなります。

そのことについて、セクシー俳優として80年代は全盛期だったのに ボクシングのために自分から全盛期を捨てちゃって・・・半ばバカだと思いましたよ。

 ロークは'88年に「ホームボーイ」というアメリカを渡り歩く流れ者のボクサーのジョニーを演じています。ランディとはまた違った不器用さをジョニーには あります。ボクシングはスクリーンの中だけにしておけばよかったんだと思いますがいかがでしょうか

ただ、「レスラー」と「ホーム・ボーイ」 ふたつの作品を比べて見るのも悪くないですよ。

zebra
2011/09/27 00:56
zebra さん、コメントありがとうございます。
「ホームボーイ」見たことあります!なんだか眠くなる映画でした・・・( ̄▽ ̄;) が、エリック・クラプトンの音楽が素晴らしくて、サントラは買いましたねー。この映画も今観ると感慨深いかもしれませんね。
「レスラー」の主人公は超ダメ人間なのに、どこかしら共感してしまう部分がありますよね。夢を諦めきれないといえば、映画「アンヴィル」も面白かったです。内容的にも通じるものがあります。家族大迷惑だし(笑)
ぴむ
2011/09/27 20:42

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「レスラー」  毎日が映画記念日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる