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zoom RSS アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち

<<   作成日時 : 2010/10/17 16:30   >>

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地元の映画祭・「しんゆり映画祭」に参加してきました。
参加といっても、見た映画は一本だけですが。
この映画祭は、見逃していた映画が安い料金で見られるのでうれしいです。

【アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち】


【公式サイト】
http://www.uplink.co.jp/anvil/

洋楽好きな私も、ヘビメタは苦手でほとんど聴いたことがありません。
なので「アンヴィル」も当然知りませんでした。
多くのヘビメタバンドに影響を与えたバンドだったんですね。
80年代にはボンジョビ等と一緒に来日もしていたとか。

・・・それなのに、嗚呼それなのに、何故売れぬ・・・

なぜかブレイクしそこない、気がついてみたらメンバーも、はや五十路。
いまだにアルバイトのビンボー生活・・・なんて・・・悲しすぎ。

決して才能や実力がないわけじゃないのに、
マネジメントやレコード会社との付き合い等々が
かみ合わないおかげで、まったく売れない。

アーティストがよく授賞式などで、
「ここまで来られたのは決して一人の力ではなく、みなさんのおかげです」
的なコメントを言いますが、これって決して社交辞令でなく、
ホントなんですね。

しかしアンヴィルは、まったく売れないのに 30年間バンド活動を
やめなかったってのがすごいですね。
売れたって解散するバンドはいっぱいありますもんね。

ツアーに出ても客が入らずボロボロ、
姉に借金して13thアルバム出しても大手レコード会社からは
相手にされず、どうやっても報われないアンヴィル・・・。

そんなダンナをささえ続ける奥さんも大変・・・。
なんかもう「ゲゲゲの女房」の「一生売れないバージョン」を
見ているようです(泣)。そんな「ゲゲゲの女房」はイヤだ・・・。

いやはや、でも映画終盤のエピソードに、ちょっこし救われますね。
13thアルバムを聴いた日本のプロモーターから、
フェスへのお誘いの声がかかり。
はるばる来日したものの、また客がいなかったらどうしようと
おそるおそるステージに出てみると・・・!

いやー、だから海外アーティストって日本びいきになる人多いんだなーと、
すごくナットクする光景でした。
メタルフェスに集まった日本の観客は、20代ぐらいの若者も
リーマン風のおじさんも、みんなすごくいい感じのノリ。

アンヴィルの「ビッグになる!」という果て無き夢が、
日本で一瞬輝いたのが、なんだかうれしかったです。
これぞジャパニーズ・ドリーム!?

いやでも、こういう瞬間があるからまたやめられなくなる、
と思うと、むしろ罪作り!?

いやいや、たとえこんな瞬間がなくても、アンヴィルはやめたりしないでしょう。
それが彼らの彼らたるゆえんなのですよね。
がんばれヘビメタ親父ー!


【よけいな話】

しんゆり映画祭で、この映画の上映後、
アラ還オヤジバンドのミニコンサートがありました。
ベンチャーズのコピーとか、「思い出の渚」とかが演奏されました。

「さあみなさん、前へ出てきてツイストを踊ってください!!」

といわれましたが、ベンチャーズやツイストの頃は、
私まだ生まれてないし・・・(←微妙)
と、思わず知らん顔をしてしまいました。
が、アラ還ぐらいのおばさんたちは、腰が砕けんばかりにツイストを踊っていました。

さらに、

「さあみなさん、加山雄三の「夜空の星」をみんなで歌いましょう!」

と言われましたが、
なんでアンヴィルの映画を見に来て加山雄三やねん!
それに私、若大将のころはまだ生まれていないし! 

と内心見栄?をはっていると隣の人が、

「あら、次の曲の思い出の渚って、これも加山雄三だったかしら?」

「違う違う、それはワイルドワンズ!!」

・・・って思わずツッコミを入れそうに。
知ってんじゃん! 生まれてるんじゃん私!!


それからもさらにオヤジバンドのエレキ演奏とツイストダンスは続き、
1時間後にようやくお開きに・・・。
ああシュールな楽しい体験をした・・・。


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コメント(4件)

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びむさん、久しぶりのブログですね!
しかもなかなか内容が濃い。(笑)
>アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
いい話だなあ〜ジーンときますね。日本のファンは清く正しい!(笑)
ヘビメタもいいな。パワーと勇気がもらえて。

上映後の親父バンドも笑わせますね。でも私なら調子こいてツイスト踊りそうです。(汗
しかし加山雄三、ワイルドワンズ、、ちょっと路線が違うような気が(汗、、 ロックでしょ、やっぱり。
kotan
2010/10/20 14:07
映画祭ならではの体験に、思わず内容が濃くなってしまいました。kotan さんツイストいけそうですよね! でも親父バンドが次々と演奏するため、前に出て踊っていた人はみんな疲れきってましたよ。相当ハードだったみたいです。

いつもは日本社会をナナメから見ている私ですが、「アンヴィル」を見たときだけは、素直にビバ日本!と思いました。日本人て、異国文化は素直にウェルカムなところがあって、「これイイじゃん!」と思ったら抵抗なく受け入れちゃう、そういう一面があってなんか不思議ですよね。
アンヴィルのアルバムも本国カナダでは「時代遅れ」とか言われたのに、日本だけは80年代と変わらずウェルカムだったのは、時代や流行に関わらずいいものは認めようよ、みたいな機運があるのか、なんかとてもよいです。思わぬ映画で日本の美徳を垣間見ましたです。
ぴむ
2010/10/20 19:07
お久しぶりです。ぴむさんのレポおもしろすぎ。絶対見たいと思いました。映画も、そのあとのアラカン演奏&観衆ダンスも。
hoisam
2010/10/25 02:05
hoisamさん、アラカンバンドはともかく(?)、映画はとても元気をもらえる一本でした。
観衆ダンスは、半分くらいは映画祭のスタッフさんだったようなのですが、一般観衆もがんばっていました。わざわざ劇場前方のイスをダンス用に取っ払ったみたいなので、私も踊ってあげるべきでしたかね・・・。でもアラカン女性って、スポーツジムでもいちばん元気なんですよね!私のような中途半端な者は、とてもついていけません。
ぴむ
2010/10/25 19:41

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