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zoom RSS こんなときだからこの映画を紹介「生きものの記録」(55・日)

<<   作成日時 : 2011/04/03 18:46   >>

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東京電力が引き起こした福島の原発事故は、
今もなお予断を許さない状況です。
放射性物質は風に乗り、微量ながら首都圏まで到達しています。
宮崎県や、韓国やアメリカでも放射性物質が検出されたという
ニュースも聞かれます。

さて、こんなときだからこそとも言える、この映画を紹介します。

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黒澤明監督の1955年作品。
日々報道される原水爆実験のニュースに接した
初老の男・中島(三船敏郎)が、
このままでは地球は放射能まみれになってしまうのではないか、
子孫の代には、恐ろしい事態になるのではないかと
真剣に懸念し、唯一安全と思える
南半球・ブラジルへの家族での移住を決意します。

ところが当然ながら、そんな大げさなバカな話があるかと、
家族親戚にはまともに取り合ってもらえない。
どんなに核戦争の脅威や放射能の恐怖を訴えても、
誰にもわかってもらえない。

ついには頭がおかしくなったということで、
主人公は病院に入れられてしまいます・・・。

この映画を初めて見た当時は、
「核の恐怖に取りつかれた男の物語」
として、反核というメッセージには共感できるけど、
少し突飛な設定だよな、とも正直思いました。

でも今こうして福島の原発で重大事故が起こって、
放射能の影響をまったく受けないのは南半球ぐらいだろう、
なんて話も聞かれるようになってみたら、

三船敏郎、あんた正しかったよ

と思わないではいられません・・・。

もしあのとき主人公一家がブラジルに移住していたら、
三船敏郎の子孫は、今とても安心して暮らせているはずでしょうから。
「えーと、そもそもなんで俺たち、ブラジルに移住したんだっけ?」
なんて言いながら(笑)。

でもさすがにその主人公も、核爆弾ではなく、まさか「平和利用」
の原子力発電所のせいでこんなことが起こるとは、
予見できなかったでしょうけど・・・。

今、幼子を連れて、首都圏から関西へ向う
母子も多いそうです。
それを「大げさ」と笑う人もいます。
この映画とそっくりな事態が、今現実に起きているのです。

でも一時は、東京の水道水から基準値を超える
放射性物質が検出されたのですから、
それを「警告」と見て首都圏を脱出することは、
私は決して大げさとは思いません。
むしろ賢い行動だと思います。

だって、本当に危機的状況になってからでは、
逃げようにもパニックが起こって身動き取れないでしょうから、
子供がいる人は、今から動いておくのが賢いと思います。
結局何事もなければ、笑って帰ってくればいいんだし。

そして、子供がいない人や逃げられない人は、
ある程度の放射能は浴びる覚悟で、
自分なりの対策をして生活を続けなければならない
のだと思います。

あれ、こういうこと言うと私も、
病院に入れられちゃうのかしら(笑)。


でも、今「生きものの記録」を見ると、
狂っていたのは三船敏郎ではなく、
核の存在を許す世界の方だったのだと、
ハッキリ気がつきますね。

「3.11」前と後では、
メチャメチャ感想が変わる映画でしょう。
見てない人はぜひ今、見てみてください。




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