清掃デー/恋する惑星(94・香港)

4月22日は「清掃デー」。

1954(昭和29)年のこの日、
それまでの「汚物掃除法」を改正して清掃法が制定されました。
その後、1970(昭和45)年に清掃法を改定する形で、
「廃棄物の処理および清掃に関する法律(廃棄物処理法)」が成立しました。


お掃除お掃除♪
この映画では、フェイ・ウォンが片思いのトニー・レオンの部屋に
こっそりあがりこんで、彼のいない間にお掃除しちゃうという
お茶目なアプローチをします。

恋する惑星恋する惑星
金城武 ウォン・カーウァイ ブリジット・リン


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考えてみれば、警官の部屋に不法侵入なんて大胆なヤツですね。
それもこれも、恋する心のなせるワザってことで。


10年1度の香港ムーブメント

これはもう、日本の婦女子の目を一気に香港に向かわせた
エポックメイキングな作品ですね。

香港映画といえばブルース・リーかジャッキー・チェンかという時代の後、
80年代には「男たちの挽歌」とチョウ・ユンファが登場。キョンシーも…
香港ノワールの時代がやってきましたね。

そして94年のこの作品。
この映画からアジア芸能にハマっていった婦女子は、
もう相当数にのぼるんでありますよ。
かくいう私は、話題になって大分してからビデオで見てるので、
やや乗り遅れております。とほほ。

そして2000年代は、「インファナル・アフェア」の登場でまた
香港映画の新時代の幕開け、ってところでしょうか。
これからも楽しみな香港映画界です。


そして心は香港へ飛ぶ

そして香港映画ファンになってしまった婦女子の必ずやることといったら
「ロケ地巡り」であります。
ご多分に漏れず、私もしっかりやっております。

重慶マンションで、まずは両替をします。インド人がいっぱいいます。
そしてあの長い長いヒルサイド・エスカレーターを
上ったり下りたりしながら
(上りか下りのどちらかにしか動いてないので疲れるのだが)
「トニーのアパートはどこー?」と、
フェンスの隙間から一生懸命のぞき、
ランカイフォンのサンドイッチ店
「ミッドナイト・エクスプレス」の前で写真を撮り、
(閉店してしまったそうですね?:http://hkcinemadiner.blog5.fc2.com/blog-entry-5.html
「カリフォルニア」バーの前でもやっぱり写真を撮り。
警官トニーがご飯食べてたような、
屋台のある市場通りを散策するのも大好きです。
そして街で制服警官を見かけたら、
わけもなく大喜びしてしまいます。

…でも香港の街には、トニーや金城くんのような
カッコいいお兄さんは全然いなくてオヤジばっかりなんです。
喫茶店にオヤジ。公園にオヤジ(鳥かご付)、飲茶屋にオヤジ。
そう、香港はオヤジ王国だったんです。
…ここらで映画の世界に戻りましょう。

「そのとき、彼女との距離は0.5ミリ - 57時間後、僕は彼女に恋をした」
「この雑踏の中に、将来の恋人がいるのかもしれない」

映画の中での金城武の独白。
狭くてやたら人の多い香港の街なら、こんなことも十分ありえます。
下手すりゃ0.5ミリどころか0ミリで人にぶっつかってしまいますからね。

恋して舞い上がっちゃう気持ち、フラれてヤケクソになる気持ち、
生活やら夢やら犯罪やら、すべてを包み込む不思議な街香港。
そんな断片を、切りとって見せてくれるのがこの映画。
この映画を見て何時間か後には、あなたも香港に恋をする…。

【今日の一曲】
「夢中人」フェイ・ウォン
夢中人~グレイテスト・ヒッツ夢中人~グレイテスト・ヒッツ
フェイ・ウォン

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この記事へのコメント

albrecht
2005年04月22日 03:04
> タランティーノが大感動して、アメリカ公開のために走り回ったという香港映画

もしかして『北京原人の逆襲』?と思ったら、違いましたね(笑)。
http://direct.nagase.co.jp/dvds/ItemKIBF-2522.html
てゆうか、タランティーノも香港ノワールが好きみたいですね。この作品を含め、僕はぜんぜん観たことがないので(笑)、今度、探してみたいと思います。
ガオ
2005年04月22日 10:03
はじめまして。先日はコメントとTBありがとうございました。
こちらからもTBさせてくださいね。
ところで、ロケ地めぐりなさってたんですね。
でも、オヤジ天国だったのですね(笑)
私もこの映画を観て香港が好きになって
香港に憧れました。やっぱり行かなきゃですね。
ではでは、また遊びにきますね。
これからもヨロシクです!
2005年04月23日 00:04
albrecht さん…
ぺ、北京原人(絶句)
私はやっぱり原人よりイケメンのほうが…。
それにしても、なんでも露骨にパクる香港魂炸裂作品ですね。こちらは破壊される香港の街か…
それはともかく、「挽歌」も「恋惑」もalbrecht さん気に入りそうな気がしますよー。
2005年04月23日 00:10
ガオさん、こんにちは。
香港いちどぜひ!
ただし、一度行ったらきっと中毒になるので、
あとの責任はとれないのですが(笑)
私が香港に惚れたのはこの映画がきっかけ!
…と言えたらカッコいいのですが、実は初めて行った時は芸能関係何も知らなくて、
まずは食い物のあまりの美味さに惚れたのでした。
あと香港のオヤジには、飲茶のしかたを教えてもらったり、何かとお世話になっている私です。
albrecht
2005年04月24日 08:17
ぴむ様
薦めてくださった映画とは違いますが、『友は風の彼方に』を観てみました。
おもしろかったです!!!
次は『挽歌』にいきたいと思うんですが、検索すると『挽歌』映画ってたくさんありますよね。観るとしたら『男たちの挽歌』でいいんですか?
2005年04月24日 15:29
「男たちの挽歌」が元祖です。まずはこれですね。
私もシリーズ全部は見ていなくて、でもトニー・レオンの出ている「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」も面白かった記憶があります。

ユンファものって、見だすとハマりますよー。
ゴッドギャンブラーもぜひ。
albrecht
2005年04月25日 00:06
ぴむ様
ありがとうございます。
まずは、「男たちの挽歌」「同II」あたりから入っていきたいと思います(でも、近所のレンタル屋になかったんだよな~;涙)。