世界保健デー/インサイダー(99・米)

4月7日は「世界保健デー」。

1948年のこの日に世界保健機関(WHO : World Health Organization)が誕生。
「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」が目的です。
詳しくはこちら


さて健康の最大の敵といえば喫煙です。
WHOが1988年から開始した「世界禁煙デー」の第1回目も4/7だったんですね
(2回目以降は毎年5月31日)。

というわけで今日は、利潤のために不正な手段で有害物質を加えた
タバコ会社を告発しちゃえ!という内容のこの映画です。

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【評価ポイント】




ラッセル・クロウ&アル・パチーノの仁義なき戦い

インサイダーとは内部告発者のこと。
ジェフリー・ワイガンド博士(ラッセル・クロウ)が巨大タバコ産業B&W社を、
さらにTVプロデューサー、ローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)が
CBS局を内部告発するという話ですが、これが全部実名ですぜ!
この実話をドキュメンタリーでなく、
大スターを起用した娯楽映画にしてしまうところに
アメリカ映画の底力を感じますなあ。

巨大企業を相手に、犠牲はあまりにも大きく、見返りなど何もない戦いに挑んだ男たち。
見返りがあるとすればそれはただ、正義と真実と国民の利益のために。

…そんな男たちが、映画の中の綺麗ごとではなく、本当にいたんだぜ!
というのが、この作品のいちばん言いたいことなんだと思いますね。


男の意地を見せるでやんす

時に弱気になる普通の男を繊細に演じたラッセル・クロウ。
ジャーナリスト魂を貫く熱血漢を演じたアル・パチーノ。
くーっ、二人とも、男の意地を見せてくれるでやんす。

特にラストシーン、さっとコートの襟を立てて自ら局を去ってゆく
アル・パチーノの後姿にはもう思わず

あんた男だねぇ

と声をかけてしまうのであります。

自らの危険を顧みず、公益のために尽くす人って
少なからずいるんですよね。
社会のためには、そんな人がいてくれることが望ましい。
この映画は、そのことも訴えたかったんだと思います。
だからこそインサイダーの二人を、カッコよく描いているんでしょう。

日本ではどうでしょうか?
そんな人が現れたときには、ちゃんと受けとめて世論で支えてあげたいですね。
会社への忠誠を裏切るなんてとか、危険なことする奴は自己責任だとか言わないでね。

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この記事へのコメント

2007年10月01日 02:31
 ぴむさんが紹介なさった映画のように、海外映画には実話をもとにした道徳的な内容が珍しくありませんね。
 私は、そんな映画が日本でももっと紹介されるといいと思います。
2007年10月01日 22:14
Omoimegurasu-Kameさん、コメントありがとうございます!ブログをのぞかせていただいたのですが、人権に関するご意見、もっともだなあと思いました。
日本では、人権についてちゃんと教育してないというか、よくわかってない人が多いと思います。どんな人間にも認められるのが人権の基本概念なのに、「悪人に人権はない」と思っていたり。これじゃ人権そのものが成立しません。課題は多いですよね。
企業に関しては、最近日本でも内部告発が増えてきましたね。特に食品関係の偽装事件とか。しかし内部告発がないと不正が明るみに出ない体質も問題ですよね。日本の法律はとかく企業よりですから、もっと労働者や消費者一人ひとりの立場に立った法律ができて欲しいものです。