虫の日/スターシップ・トゥルーパーズ(97・米)
*このウェブリブログも、この6月からやっと日時指定投稿が
できるようになったんですよ。
さっそく、記事の先出しやってみます。
6月4日は「虫の日」
漫画家・手塚治虫らのよびかけで、1988(昭和63)年に設立された
日本昆虫クラブが記念日として提唱しています。
「6(む)4(し)」の語呂合わせで、昆虫が住める街作りを願っています。
また、カブトムシで有名な福島県・常葉町の
常葉町振興公社が提唱する「ムシの日」でもあります。
さあ皆さん、ひさびさにバカ映画祭りですよ。
地球をあげての大戦争、戦う相手はなんとムシ!
共存なんてもってのほか、殺して殺して殺しまくれ!!
ムシムシ大行進
ところが殺されまくるのは、実は人間のほうだったり。
身体はちぎれるわ、頭や内臓は飛ぶわ、脳みそは吸われるわ、
それはもう大変なことに。
敵は惑星クレンダスのバグス軍団。
巨大な昆虫軍団が、空からも地上からも地底からも、
わらわらと沸いてくるのでありました。
こりゃーキリがありませんね。
まーしかし虫なんて、普通の虫だって絶滅させようと思ったら
地球ごと爆破するしかないのでは?
それを歩兵の肉弾戦で叩こうってんですから、
もう本当におバカです。
そんな不毛な戦いを続ける兵士たちを見ているうちに、
戦争ってなんてバカバカしいことよ、と思えてきます。
市民権を得んがため、意気揚揚と軍隊に志願してくる
未来の地球の若者たち。本当にご苦労様です。
B級映画の最高峰
なんといってもポール・バーホーベン監督が
100億円もの巨費を投じて作ったSF大作なので、
B級映画と断言するのははばかられるような気がしますが、
でもやっぱりこれは、B級おバカ映画の最高峰。
虫のCGに金かかりすぎたせいか、役者がなんとも安っちい~(笑)
それだけに、主人公はじめ軍に入隊する若者たちの
脳みそプロテインぶりにもますます説得力があるというものですね。
まーしかしこの映画、ファシズム&アメリカ帝国主義に対する批判、
と監督がはっきり述べているそうですが、たしかにこの
ハジけっぷりはただごとじゃないです。
戦争や軍国主義をバカにしているのはもちろん、
もはや凡百の反戦映画をも、おちょくっているとしか思えません。
いやーこんな手もあったのね。
一寸の虫にも…
まーそんなややこしいことは一切考えなくとも、
十分笑って楽しめる映画です。
ストレス解消にも最適ですね。
しかし「虫の日」だというのに、虫たちには可哀想な映画でしたね。
ミクロコスモス
ドキュメンタリー映画 クロード・ナリドサニー マリー・プレンヌー

…でも見て、罪滅ぼしといきましょうか。
地球を支配しているのは、実は虫たちかもしれない。
…さらに6月4日は、「侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー」でもあるらしい。
むむむむむー。
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できるようになったんですよ。
さっそく、記事の先出しやってみます。
6月4日は「虫の日」
漫画家・手塚治虫らのよびかけで、1988(昭和63)年に設立された
日本昆虫クラブが記念日として提唱しています。
「6(む)4(し)」の語呂合わせで、昆虫が住める街作りを願っています。
また、カブトムシで有名な福島県・常葉町の
常葉町振興公社が提唱する「ムシの日」でもあります。
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さあ皆さん、ひさびさにバカ映画祭りですよ。
地球をあげての大戦争、戦う相手はなんとムシ!
共存なんてもってのほか、殺して殺して殺しまくれ!!
ムシムシ大行進
ところが殺されまくるのは、実は人間のほうだったり。
身体はちぎれるわ、頭や内臓は飛ぶわ、脳みそは吸われるわ、
それはもう大変なことに。
敵は惑星クレンダスのバグス軍団。
巨大な昆虫軍団が、空からも地上からも地底からも、
わらわらと沸いてくるのでありました。
こりゃーキリがありませんね。
まーしかし虫なんて、普通の虫だって絶滅させようと思ったら
地球ごと爆破するしかないのでは?
それを歩兵の肉弾戦で叩こうってんですから、
もう本当におバカです。
そんな不毛な戦いを続ける兵士たちを見ているうちに、
戦争ってなんてバカバカしいことよ、と思えてきます。
市民権を得んがため、意気揚揚と軍隊に志願してくる
未来の地球の若者たち。本当にご苦労様です。
B級映画の最高峰
なんといってもポール・バーホーベン監督が
100億円もの巨費を投じて作ったSF大作なので、
B級映画と断言するのははばかられるような気がしますが、
でもやっぱりこれは、B級おバカ映画の最高峰。
虫のCGに金かかりすぎたせいか、役者がなんとも安っちい~(笑)
それだけに、主人公はじめ軍に入隊する若者たちの
脳みそプロテインぶりにもますます説得力があるというものですね。
まーしかしこの映画、ファシズム&アメリカ帝国主義に対する批判、
と監督がはっきり述べているそうですが、たしかにこの
ハジけっぷりはただごとじゃないです。
戦争や軍国主義をバカにしているのはもちろん、
もはや凡百の反戦映画をも、おちょくっているとしか思えません。
いやーこんな手もあったのね。
一寸の虫にも…
まーそんなややこしいことは一切考えなくとも、
十分笑って楽しめる映画です。
ストレス解消にも最適ですね。
しかし「虫の日」だというのに、虫たちには可哀想な映画でしたね。
ミクロコスモス
ドキュメンタリー映画 クロード・ナリドサニー マリー・プレンヌー

…でも見て、罪滅ぼしといきましょうか。
地球を支配しているのは、実は虫たちかもしれない。
…さらに6月4日は、「侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー」でもあるらしい。
むむむむむー。
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この記事へのコメント
でもこのタイトルを読むと、プログレッシブ・ロックのグループ、イエスの曲を思い出します(^^;。
途中までしか読んでないそうですが(笑)
そういえば私も読みました! やっぱり途中でやめたので、読んだことさえ忘れてましたわ。
パワード・スーツ出さなかったのは、やはり確信犯?
そしてあのドロくさい残酷シーンは、ほんとにバーホーベン風味…。単なる虫退治映画として見ても十分楽しいです。やー愉快愉快。
バーホーベン監督というと、デビュー作らしい「ルトガー・ハウアーの危険な愛」っていう作品が見てみたいなぁ。
ポール・バーホーベンは巨匠ですね。
ビバ、バカ映画!
ポール・バーホーベンは巨匠ですね。
ビバ、バカ映画!
バーホーベン監督、ラジー賞の授賞式に嬉々として出席しちゃうところなんか天晴れですね。
スターシップ・トゥルーパーズの撮影中は、自ら虫の動きを実演して出演者に怖がられていたそうですが(笑)、まさにB級魂炸裂な人ですね。
映画監督としての演出力はかなりあると思います。