【独り言】明治安田生命の保険金不払い問題

明治安田生命が、当然支払うべき保険金をなんのかんの理由をつけて払わないケースが
約千件もあったことが明るみに出て、ニュースになっていますね。
いよいよ社長辞任ですか。

実は私、数年前に某国内大手生保に勤めていたことがあるんですよ。
といっても、1年とちょっとですけど。
あんな腐りきった会社になんて、そうそういられるもんじゃありません。

そう、今回のようなことは明治安田に限らず、生保業界ではほとんど
日常茶飯事
なんです。
だから、「今ごろそんなことで騒いでるのかー」って感じさえします。

つまり、「保険に入ってもいいよ」というお客さんがいたとする。
ところがお客さんには病歴があり、これを告知すると保険には入れない。
でも、せっかくのお客さんをみすみす逃すなんて…ということで、会社も見て見ぬふりで
営業職員に契約を取らせる。

こんなの当たり前。
どんな手を使ってでも契約をとらないと、営業職員は生活していけるだけの給料はもらえないし
会社でまともな人間扱いされません。

他にも保険会社は、もっとエゲツないことをしています。
数年前にちょっと問題になりましたが保険の「見直し」をしようといって「転換」させる。
「転換」というのは、古い保険を下取りに、新しい保険を買わせるのです。
古い保険が終身保険などの貯蓄型だと、現金化するとかなりのたまりがあるものなのですが
そのことを知らせずに、掛け捨て部分の多い新しい保険に変えさせてしまうのです。
そんな詐欺をやって保険会社は逆ザヤを埋めとったわけです。

ほかにも営業職員の使い捨て、厳しいノルマ、洗脳のような営業職員鼓舞、
幽霊社員、架空契約、詐欺まがいの営業活動などなど、保険業界ってのは
いまも旧態依然として、腐りきったところです。
今回の件について、明治安田だけの問題として片付けようとしている意図が読み取れますが、
国内生保の実体はどこもおんなじです。
そもそも株式会社でなく、国民の相互扶助を主目的とした「相互会社」のくせして、
こんなに汚く利益を追求することをどうして政府は許しておくのか。

私は保険会社で働いて、日本は自由で安全で礼儀正しく素晴らしい国、
という幻想がガラガラとくずれました。
一皮剥けば、こんなにも腐っているのです。
大企業も政府もグルになって国民の財産をだまして奪い取って、
平気な顔をしているのです。

かといって、保険は大切なものです。
特に生命保険は、マイホームの次に高い買物。
決して営業員の言うことだけを信じず、
しっかりと情報収集してから契約してくださいね。

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この記事へのコメント

プテートル
2005年07月09日 13:49
当初から契約が成立してないとして
掛け金全額返金請求できないのかなあ。
何れにしても問題外。
おかぽん
2005年07月09日 15:19
自分もいい年でもあるし、保険なんて、といってる年齢ではないんで、気になるイヤなニュースでしたね。
ある意味郵貯、とかも、ドタバタやってますが、結局官僚・各省庁の利権争い的な側面が強いのもバレバレだし・・・いやになる話です。

話は変わりますが、今度は映画バトンを、受け取ったので、是非ぴむさんにも!です。
よろしくお願いしまーす
ぴむ
2005年07月09日 15:47
プテートルさん、コメントありがとうございます。
これから明治安田生命が不払いのお客さんに対して
どのような対応をしていくのかが気になりますね。
国内大手生保には「お客さんの立場にたつ」
という姿勢が皆無なんですわ。ほんと問題外ですね。

おかぽんさん、こんにちは!
映画バトンですかー、これは大変!(笑)
じっくり考えてみますね。
albrecht
2005年07月12日 02:25
ぴむ様
albrechtです。
「営業職員の使い捨て」は知ってたんですが、そんなにひどいんですか・・・。
今のところ、これといった保険には入ってないんですが、入るときは、よく気をつけないといけないですね・・・って、気をつけ方がよくわからん(笑)。
albrecht
2005年07月12日 02:27
P.S.
このページの右っかわにたくさん出てますね。
「賢い比較方法」とか、「保険の見直し」とか(爆)。
2005年07月12日 20:01
>このページの右っかわにたくさん出てますね。
>「賢い比較方法」とか、「保険の見直し」とか
>(爆)。

ただただ(泣)。
やーでも保険は比較して選びましょう!ってことで。(なんの言い訳だか)

>気をつけ方がよくわからん(笑)。
ほんとうですね。
もし自分から生命保険会社に行って、
「この保険に入りたいです!」なんて言おうものなら、「こいつは保険金詐欺目的に違いない!」って
窓口から疑いの目で見られるのがオチですから。

そもそも訪問販売しか加入方法がないってのが
おかしな話で。最近は外資系参入でその辺も変わりつつありますが、国内生保はあいかわらずかな。

「ほんとうに自分に必要な保険を選ぶ」
ことを心がけるくらいしか、気をつけようがないようですね。
現役保険営業マン
2005年07月15日 16:23
「現役保険営業マンの生命保険徒然日記」を公開しています。
業界の人間として明治安田生命が起こした2月の不祥事と今回の不祥事は情けなくなります。
>数年前にちょっと問題になりましたが保険の「見直し」をしようといって「転換」させる。
>>現在はもっとひどい状況になっています。数年前のときのほうがまだましです。なにせ、一生涯の保障がなくなる保険に転換させているのですから(ちなみに○一生命保険)。
今のままでは保険会社の信用は失われるばかりです。
ぴむさん、保険の加入や見直しにはくれぐれも気をつけてくださいね。
2005年07月15日 20:54
現役保険営業マンさん、こんにちは。
私も保険の世界から遠ざかってだいぶたってしまいましたが、

>>現在はもっとひどい状況になっています。数年前のときのほうがまだましです。なにせ、一生涯の保障がなくなる保険に転換させているのですから

もうあきれるばかりです!!
つまり、終身保険がないまったくの掛すての保険に変えさせているのですね!!
もちろん、お客さんには十分な説明をせずにでしょう。もう詐欺もいいとこですね。

>>ぴむさん、保険の加入や見直しにはくれぐれも気をつけてくださいね。

ありがとうございます。
貧乏人の私は、共済でじゅうぶんと割り切ってます。ほとんどの人はそれで十分なんじゃないでしょうか? 国内生保商品って、かなりのぜいたく品だと思います。
現役保険営業マン
2005年07月19日 10:11
ぴむさん、TBありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。