「仁義なき戦い」イッキミスペシャル

世間では スターウォーズイッキミスペシャル(ぐるんぱさんのブログより) なんてイベントが行われて盛りあがったりしている昨今。

仁義なき戦い」シリーズ5作をイッキミしました。
ヤクザ映画って、今までちゃんと観たことなかったんですよ。
でも wowowで特集していたもんで、この際観てみようと。つまり、

・仁義なき戦い
・仁義なき戦い 広島死闘篇
・仁義なき戦い 代理戦争
・仁義なき戦い 頂上作戦
・仁義なき戦い 完結篇


の5本です。

感想。

今は亡き深作欣二監督の、日本ヤクザ映画の金字塔との誉れも高い、
有名なこの作品群。
…であることに間違いはありません。
それにしても、

めっちゃB級

(笑)。

もうひたすら殺し合いばっかり。
しかしそういうのって実は

めっちゃ楽しい

いやー、タランティーノがハマりまくって、思わず深作欣二監督を
大リスペクトしてしまった気持ちが、やっと実感できました。
これを観ずしてタランティーノ作品は語れませんね。

原爆投下、そして終戦の混乱の中跋扈した広島ヤクザの抗争。
っちゅうことで、役者たち全員が広島弁。
この独特の響きが心地よいやら迫力あるやら。
すべてが名セリフと言ってもいいくらい。
広島弁が分からないであろうタランティーノが気の毒だ。(笑)
「弾ぁまだのこっとるがよ!!」(by 菅原文太)
あー、ハマるハマる。

それにしてもまー、こんなすごい映画だったとは想像以上だったです。
つまり、

ジャマ者は即殺しまくり、耳そぎ鼻切り落としなどの残酷シーンは当たり前、
差別語および「関西三文字」飛び交いまくり。
子供の教育に悪いことといったら、今時のテレビゲームごとき、足元にも及びません(笑)

しかもこれが「実録もの」だってんだからビックリ。

驚くことはまだあって、つまり、

死んだ役者が何回でもリセットされて違う役で出てくる

これまたテレビゲーム方式です(笑)
松方弘樹なんて、シリーズ5作の中で2回殺されて、3回違う役で出てきましたね。
マリオ3匹目! って感じです。
これも子供の教育によくないですねー。
でも成人指定にも何もなってなかったようですが。
その点いいなあ昔の日本。

さて梅宮辰夫も1作目で死んで、3作目でリセット復活なのですが、

リセット復活すると眉毛が無い

…この法則、「頂上作戦」の松方弘樹にも当てはまってます。
しかし梅宮辰夫、眉毛ナシにあの剃り込みは怖すぎです。
ヤンキーの走りですね。
どう考えても持つべきは、包丁よりドスでしょ。

そしてこのリセット復活方式は、いろんな役者で乱発されるので
しまいに誰が誰なんだか、人間関係を把握するのに一苦労…

こんなやり方アリなんでしょうか?
…アリなんです。だってB級映画だから(笑)

話は変わりますが、元ヤクザで、引退後画家になった山本集(やまもと・あつむ)という人がいます。

この方が以前テレビに出演していて、インタビュアーに
「ヤクザ映画の俳優の中で、本当にヤクザとして通用しそうな人は誰ですか?」と
聞かれていたそうな。

その答えは、

渡瀬恒彦

だったそうで。

文太兄ィでもなく、小林旭でもなく渡瀬恒彦とはちと意外?
でも、渡瀬恒彦が本当にケンカ強そうで、肝っ玉もすわってそう、だそうです。
プロの目から見ると(笑)。

渡瀬恒彦は「代理戦争」では、ヤクザ幹部ではなくチンピラの鉄砲玉役で、
なんかカワイかったくらいですけどね。

わたし的には成田三樹夫がシブくてお気に入りです。
一癖ありそうなところがいいっす。

スターウォーズは、全6作完成するまでに30年近くかかりました。
「仁義なき戦い」全5作は…

二年弱

早っ!!!

偉大なる深作欣二監督、バンザーイ!
偉大なるB級映画、バンザーイ!!!

B00005L9NR仁義なき戦い
菅原文太 深作欣二 飯干晃一


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この記事へのコメント

kiyotayoki
2005年08月19日 08:16
>リセット復活すると眉毛が無い
↑には笑わせてもらいました(^o^)。
しかし、この5本立てはクセになりそーですねぇ。
ぴむ
2005年08月19日 13:13
kiyotayokiさん、こんにちは。
ほんとクセになりそうで危険です(笑)
当時、映画館から出てきた人がみんな肩で風切って歩いていたという気持ちがわかりますね。
バリ
2005年08月19日 18:03
はじめまして。
TBありがとうございます。
お返しさせていただきます。

渡瀬恒彦さんは実生活でもメチャケンカ強いらしいですよ。
しかしよく数えてくれましたねえ。松方弘樹のリセット数。
オイラも気になってたのですが、さすがに数えたことはありませんでした。
拍手!!
ぴむ
2005年08月19日 21:13
バリさん、コメントありがとうございます。
イッキ見してみるといろいろ発見があって面白かったです。リセット数とか。(笑)
松方弘樹は毎回違う役で出てきて、毎回必ず死ぬのが哀れでした…。
渡瀬恒彦、ほんとに強い人なんですねー。
さすがプロの目は確か。

今まで「ヤクザ映画なんてことさら見るほどのもんでもなし」なんて思ってましたが、このシリーズは面白すぎで文句ナシの傑作ですね。
今までの私が悪かったです。許してつかあさい!?
albrecht
2005年08月20日 00:49
ぴむ様
とりあえず、お疲れ様です(笑)。
いつか、このシリーズを制覇してみたいとは思いつつ踏ん切りがつかないんですよね。
「80年代から見ると、70年代はダサかった」という思いって、いまだに残ってたりしませんか? 一回飛び込んじゃえば、そんな「トラウマ」関係ないのかもしれませんが(笑)。
ぴむ
2005年08月20日 02:10
albrechtさん、こんにちは。
いやーこの作品に関してはもう、ダサイとかそういうの関係ないです。それ以前にもう、ムチャクチャなんで(笑)
B級映画は、その点身構えずに見られるところが素敵です。

それに、70~80年代前半のオトコたちって、
スーツがビシッと似合うこと!
この映画のヤクザたちも然りです。
クールビズ時代の男性諸氏も
お手本にできそうなカッコよさですよー。

それになんといっても「広島死闘篇」の千葉ちゃんが出てきた瞬間、邪念は何もかも吹っ飛んでしまうんでご安心を。albrechtさんもぜひぜひー。
albrecht
2005年08月21日 00:17
>それに、70~80年代前半のオトコたちって、
>スーツがビシッと似合うこと!
おっと、これはイタイところを突かれたかも!
ウチは服装自由なんで、たまにスーツを着ると違和感ありまくり!(笑)
さらに『仁義』を観る理由が増えました。
ちなみに、スーツを着るとき、眉毛は剃らなくてもいいんですよね?
2005年08月21日 20:45
ぴむさま、こんばんは♪
いやぁ、すごいイッキミですな~(笑)
亡き父は文太さんに似てるとよく言われたんですよ。(文太刈り)(笑)
わたくしは「健さん命!」なので、「昭和残侠伝シリーズ」のイッキミがしてみたい。(笑)
ぴむ
2005年08月21日 23:03
albrechtさん!
お願いだから眉毛そらないでくださいねー!!(笑)
ちなみに梅宮辰夫が演じた役のモデルになった人は、「地獄のキューピー」と呼ばれた伝説のヤクザだとか。
地獄のキューピーって何ですか!???
謎は深まるばかり…。
2005年08月21日 23:07
ChaChaさん、
お父さんが文太似だったなんて、なんて素敵。
健さんのいわゆる「仁侠もの」は、まだ見たことがないです。 こちらも一度見てみないと、ですね!
2005年08月22日 09:10
ぴむさん、こんにちは!
「仁義なき戦い」一度も観たことないんですけど、ぴむさんのオススメだと観たい気持ちに・・・(^^)。
おかぽん
2005年08月22日 17:50
おー!仁義なき戦い、制覇とは恐るべし。
自分は「広島死闘編」のみ見ました。

今見ると、面白いのは面白いのだが、結構暴力描写がかわいらしく感じてしまうのは、自分だけ?しかし、あくまでB級テイストなのが、多くの人々に愛されている理由なのでしょうね!

広島弁のキュートさが、またたまりませんね!

2005年08月22日 21:49
ぐるさん、どうもです!
この映画、暴力シーンが嫌いな人にはお勧めできないかもしれないけれど、香港映画好きなぐるさんならきっと楽しめると思います! 機会があればぜひ。
ぴむ
2005年08月22日 21:51
おかぽんさん、こんにちは。
暴力シーン、腕が飛ぶ耳が飛ぶ鼻が飛ぶ(笑)
私は結構怖かったですよー。
「広島死闘篇」といえば、川谷拓三を木にぶら下げて、「おお、よう当たるのう!」な千葉ちゃんが圧巻でしたね…。やっぱコワ(笑)