テディベアの日/ぼくらと遊ぼう!(65~73 チェコ)

10月27日は「テディベアの日」。

アメリカの26代大統領セオドア・ルーズベルトは、狩りで小熊にとどめの一発を撃つのを拒絶しました。
このエピソードにちなんで、発売された熊のぬいぐるみが「テディベア」です。
大統領の名前「セオドア」の愛称「テッド」から「テディベア」と名付けられました。10月27日は彼の誕生日に当たります。


東京国際映画祭ですっかりアニメづいてしまった勢いで、今日は
かわいいクマさんが活躍するチェコのアニメーションを紹介しましょう。

B00005QWDT~アートアニメーション~ ぼくらと遊ぼう! 1
ブジェチスラフ・ポヤル


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折も折、この10月19日に DVD-BOX も発売されていたんですね。

B000B56OWMチェコ・アート・アニメーションシリーズ ぼくらと遊ぼう! DVD-BOX
ブジェチスラフ・ポヤル イヴァン・ウルバン


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…DVD-BOXの存在を今知りました。
すでにバラで3巻購入済みの私は大ショックです。
特典はどうなってるんでしょうか。わああああ!(乱心中)

…こ、ここはひとつもちつかなければ…


チェコのアニメーション

独特の味わいのあるチェコのアニメーション、近年注目を浴びるようになり、
DVDもたくさん出ています。
最近はモグラのクルテクくんが人気かな?

B00013YSP4クルテク もぐらくんと森の仲間たち Vol.1
ズデネック・ミレル
アニプレックス 2004-01-28

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さてこの「ぼくらと遊ぼう!」を作ったのは、ブジェチスラフ・ポヤル
人形アニメの巨匠、イジー・トルンカに師事していました。

チェコなど旧社会主義国のアニメには、政治や社会問題をテーマにしたものも多いのですが、
この「ぼくらと遊ぼう!」は純粋に子供向けに制作された娯楽作品で、
「おおきいクマ」と「ちいさいクマ」が、毎日ひたすら遊んでいるさまを
2.5次元のセミ・パペットアニメの手法で描いたものです。

私は 2001年の中野武蔵野館での上映が初見でしたが、2000年の「チェコアニメ映画祭2000」が日本初上映だと思います。

旧共産圏のアニメって、娯楽というよりアートの色合いが強いですね。
セル画でなくパペットやコラージュだったりするのは、経済的な事情もあるのでしょうが、
アニメーションが紛れもなく芸術表現の一手法であることが改めて強く感じられるような気がして、
限りなく魅了されてしまいます。


子供の世界に潜むシュールレアリズム

「ぼくらと遊ぼう!」は1965年から1973年にかけて、シリーズ全11作が作られました。
瞬時にいろんな物に変身して遊ぶ二匹のクマが、画面せましと飛び回る楽しさ。
字幕がなんだかぎこちないのは決して翻訳が悪いのではなく、
二人のクマが、子供なのにお互い敬語を話すちょっと不思議なキャラだから。

二人の遊びもなかなかにシュールで、
「悲しい目のお魚は魔法にかけられたお姫様」だとちいさいクマをだまそうとしたり、
「日曜日、水辺へ出かける人ごっこ」をやろうともちかけたり、
「頭がよくなるおかゆ」を作ったり。

私が一番好きなエピソードは、「帽子の赤ちゃん」を一生懸命あやすちいさいクマ
(「帽子の話」)。
このかわいい帽子くんは、最後はUFOと一緒に飛んでっちゃうんだよなあ…。

遊ぶ二人を見ていると、
大人から見るとわけのわからない「ごっこ遊び」に夢中になって、
気がついたら日が暮れていた子供の昔を思い出してしまいます。

遊びをせんとや生まれけん…を地でいくような無邪気な二人を見ていると、
ちょっと涙が出そうにも。

とりとめがなくてちょっぴりシュールで、
幼稚園くらいの子供に見せたら大喜びしそうなこの作品。
でもこのアニメ表現の多彩さと、ただごとでないキャラの可愛さに、
大人が見ても楽しめることは請け合いです。
「チェブラーシカ」にハマった方は、ぜひこれもご覧くださいね!

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