川口浩叢林冒険王

ワニか怪魚か!?
古代恐竜魚"ガーギラス"
何気なくテレビをつけてみたら、「水曜スペシャル・川口浩探検隊シリーズ」が
放映されているではないか。
藤岡弘、じゃないですよ。
今は亡きあの川口浩ですよ。
日本でも今ではDVDでしか見ることのできないこの貴重な番組が、
あろうことか台湾でテレビ放映されているとは…。
放映されていたのはこれ
![]() | 水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊『古代恐竜魚ガーギラス(前・後編)』 川口浩 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
全編中国語字幕つき。
タイトル「川口浩探検隊シリーズ」は、
中国語では「川口浩叢林冒険王」となっていた…。
頭はワニそっくり、凶暴かつ危険な巨大魚ガーギラスを追って、
川口浩探検隊はメキシコのジャングルへと分け入った。
大自然の脅威にさらされた未開のジャングルには、
いったいどのような危険が潜んでいるか、予想もつかない!
その割には、ヒメアリクイやアホロートル、人なつこいカワウソなど、
やたら可愛いらしい動物ばかりが現れるのであった。
そんな中、群れをなして動物や人間を襲うという吸血コウモリが、
一匹だけテントに侵入してきたり、
タランチュラが背中に落っこちてきて、あわてて台本?!か何かではたき落としたり
(そんなことして刺されないのだろうか)、
イカダが十分瀑布よりもショボい滝から転落しそうになったりと、
突っ込みどころ満載の危機が隊員たちを襲うのだった。
そしていよいよジャングルの奥地の湖で、ガーギラスがその姿を現す!
…ここで後編へ続く。
えええ! と思ったら、後編もぶっ続けで放映されるようである。
台湾のテレビ恐るべし。
そして私も引き続き見入る。
凶暴な古代恐竜魚のために血塗られた湖。
(そのわりには警戒心ゼロのあのカワウソは一体)
エサをつけたワナを仕掛け、現地ガイドのアメリカ人が銛で狙う!
ついにワナにかかったガーギラスの正体とは!?
ペット屋によくいるただの「ガー」じゃん
おとなしいガーを黙々と何匹も銛で突いては、イカダに放り上げる現地ガイド。
おそらく今晩のおかずにでもするのであろう。
この番組を、台湾の人たちはどんな思いで見ているのだろうかと思ったら
なんだか涙が出てきた。
そして、やがてホテルに戻ってきた友人キャサリンに
「ここまで来てそんな番組見てる場合ちゃう!!」
と怒られる私なのであった。
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