のど自慢の日/ザ・コミットメンツ(91・アイルランド)
1月19日は「のど自慢の日」。
というわけで、今日はのど自慢さんが出てくる映画。
これなんかどう?
アイルランドはダブリンの下町で、バンドを結成した若者たち。
このボーカルくんが、超歌うまいんですよね!
ボーカリストのデコを演じたアンドリュー・ストロング、
当時若干16才の、シロウトだったとは信じられない!
社会派アラン・パーカーが音楽映画とは珍しい、と思いきや、
マドンナ出演の「エビータ」」や、
「ピンク・フロイド ザ・ウォール」
なんかも監督しているんですね。
原作はアイルランドの作家、ロディ・ドイル。
自らこの映画の脚色も手がけています。
ダブリンのビンボーな若者、ジミー(ロバート・アーキンズ)が、
バンドを作ろうと思い立ち、
メンバー募集~活動開始~絶頂期~
そして音楽性の違い&諸事情により解散!
するまでを描きます。
そう、これは普遍的なバンドの誕生と解散の物語なのかも。
考えてみれば、同じメンバーでずっと続くバンドって
有名ミュージシャンでもなかなかないですからねえ。
大体は数年のうちに絶頂期を迎えて解散というパターンになります。
これが一人ではできない、バンドというものの難しいところですけど。
彼らコミットメンツの音楽性は、ソウルでありR&Bであり、
黒人アーティストの音楽をリスペクトしていたのです。
いわく、「アイリッシュはヨーロッパの黒人だから」。
歴史的に見て、そうなんでしょうね。
ましてやダブリンのビンボー階級出身ときた日には・・・。
多くのロック・ヒーローがそうであるように、
彼らもワーキングクラス・ヒーローを目指していたのですね。
そういう歌が、私たち庶民にはいちばんグッときます。
彼らが特にリスペクトしていたのが、
ソウルの王様ウィルソン・ピケット。
「ムスタング・サリー」や「ミッドナイト・アワー」を
カバーして熱唱します。
そのウィルソン・ピケット、ちょうど1年前の今日、
亡くなってしまったんです。
つまり1月19日が命日というわけで・・・。
今日この映画のことを書こうと思ったのも、
彼の霊のなせる業だったんでしょうか!?
(去年書いとけって話ですね・・・(反省)
そのウィルソン・ピケットをはじめ、
ソウルやR&Bのスタンダードな名曲が
いっぱいつまったサントラももう最高。
もちろんヘビロテで聴いてたもんです。
厳しい現実の中で、一瞬輝いたコミットメンツ。
ほろ苦いラストよりも、彼らが輝いてた
ノリノリのライブシーンのほうが断然印象に残る
最高の音楽映画です。
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【記念日と映画の366日リスト】
1946(昭和21)年のこの日、NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始され、
それを記念してNHKが制定しました。
第1回の応募者は900人で予選通過者は30人、実に競争率30倍の超難関でした。
今でも12倍を超える人気長寿番組です。
というわけで、今日はのど自慢さんが出てくる映画。
これなんかどう?
![]() | ザ・コミットメンツ [MGMライオン・キャンペーン] ロバート・アーキンズ ロディ・ドイル アラン・パーカー 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-01-19 by G-Tools |
アイルランドはダブリンの下町で、バンドを結成した若者たち。
このボーカルくんが、超歌うまいんですよね!
ボーカリストのデコを演じたアンドリュー・ストロング、
当時若干16才の、シロウトだったとは信じられない!
社会派アラン・パーカーが音楽映画とは珍しい、と思いきや、
マドンナ出演の「エビータ」」や、
「ピンク・フロイド ザ・ウォール」
なんかも監督しているんですね。
原作はアイルランドの作家、ロディ・ドイル。
自らこの映画の脚色も手がけています。
ダブリンのビンボーな若者、ジミー(ロバート・アーキンズ)が、
バンドを作ろうと思い立ち、
メンバー募集~活動開始~絶頂期~
そして音楽性の違い&諸事情により解散!
するまでを描きます。
そう、これは普遍的なバンドの誕生と解散の物語なのかも。
考えてみれば、同じメンバーでずっと続くバンドって
有名ミュージシャンでもなかなかないですからねえ。
大体は数年のうちに絶頂期を迎えて解散というパターンになります。
これが一人ではできない、バンドというものの難しいところですけど。
彼らコミットメンツの音楽性は、ソウルでありR&Bであり、
黒人アーティストの音楽をリスペクトしていたのです。
いわく、「アイリッシュはヨーロッパの黒人だから」。
歴史的に見て、そうなんでしょうね。
ましてやダブリンのビンボー階級出身ときた日には・・・。
多くのロック・ヒーローがそうであるように、
彼らもワーキングクラス・ヒーローを目指していたのですね。
そういう歌が、私たち庶民にはいちばんグッときます。
彼らが特にリスペクトしていたのが、
ソウルの王様ウィルソン・ピケット。
「ムスタング・サリー」や「ミッドナイト・アワー」を
カバーして熱唱します。
そのウィルソン・ピケット、ちょうど1年前の今日、
亡くなってしまったんです。
つまり1月19日が命日というわけで・・・。
今日この映画のことを書こうと思ったのも、
彼の霊のなせる業だったんでしょうか!?
(去年書いとけって話ですね・・・(反省)
そのウィルソン・ピケットをはじめ、
ソウルやR&Bのスタンダードな名曲が
いっぱいつまったサントラももう最高。
もちろんヘビロテで聴いてたもんです。
![]() | ザ・コミットメンツ サントラ ザ・コミットメンツ by G-Tools |
厳しい現実の中で、一瞬輝いたコミットメンツ。
ほろ苦いラストよりも、彼らが輝いてた
ノリノリのライブシーンのほうが断然印象に残る
最高の音楽映画です。
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この記事へのコメント
詳細は少々忘れていますが、それなりに楽しめた映画だった印象があります。
でもR&Bリスペクトな音楽だったけ?という肝心のところ、忘れており再見してみたい気分になりました。
ちなみに年末は、JB追悼でブルースブラザース見ました。物語自体は他愛もないお話ですが、十分エキサイティングでしたねー。JBサイコー
まさか亡くなるとは思いませんでしたね、JB。コミットメンツ同様、ブルースブラザースも大好きな映画です。何回見ても愉快痛快。JBはじめ、そうそうたるゲスト陣がみんなハジケちゃってるのがいいですよね!