アル・ゴア執念のスライドショー「不都合な真実」

真面目なスライドショーを見てきました。
地球温暖化についての環境ドキュメンタリー。
アル・ゴアさん、先月来日もしてましたね。
アカデミードキュメンタリー映画賞にも
ノミネートされました。

B000MQCT24不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション
ドキュメンタリー映画 デイビス・グッゲンハイム アル・ゴア
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2007-07-06

by G-Tools


【公式サイト】
http://www.futsugou.jp/

去年あたりから国内外共にドキュメンタリー映画ブームで、
私も「ダーウィンの悪夢」やら「蟻の兵隊」やら
いろいろ見ましたけど、中でもこの映画は、
ドキュメンタリー映画としての完成度は、
群を抜いていると思います。

ともかくわかりやすい!
温暖化の仕組みとその原因、それを裏付ける科学的データ等々、
アメリカの元副大統領、アル・ゴアさんが
スライド講座の形式で、ユーモアも交えて
とてもわかりやすく説明してくれます。

その歯切れと手際のよさは、まさにプレゼンのお手本。
環境問題に関心のある人のみならず、
プレゼンに頭を悩ませているビジネスマンも必見かも。

この映画を見ると、地球温暖化がもはや
のっぴきならない状態まできていることがよくわかります。

思えばこのような地球の危機は、昔から言われていることでした。
南極の氷が解けたらどうなるかとか。
だけど私たちは、それはもっとずっと先の未来のことだと
思っていませんでしたか?
それがなんと今では、50年先には世界的に洪水や干ばつの
大被害に見舞われる、というところまで急速に進んでしまったのです。

環境破壊のドキュメンタリーは、
テレビやなんかでもよくやっているし、別に目新しくない・・・
と思われる向きもあるかもしれませんが、
この映画のいいところは、ただ観客の恐怖心を
掻き立てるだけではなく、解決策まできちんと示してくれ、
さらに、

「温暖化問題は必ず人間の手で解決可能である」

という希望を持たせてくれるところにあります。


「温暖化問題は政治問題ではない。倫理問題だ」

と、アル・ゴアはいいます。
政治や企業がちゃんとしないんだからしょうがないや、
ではなく、私たち人間が地球をどう扱うかの問題。
めちゃくちゃに汚した地球を子供たちに引き継ぐなんて、
そんな恥知らずなことは、してはならないのです。

「人はよく否定から一気に絶望に飛躍してしまうが、
それではいけない。」


ともゴアさんは言います。

「もうダメだ、しようがないよ」
と投げやりになって、何も行動を起こさなくなる。
それが一番、怖いことなのかもしれません。

政治が悪い世の中が悪いと文句を言う前に、
私たち一人一人が行動を起こすこと。
それが大切。

そのためには、どうしたらいいでしょう?
それについては、こちらのページに詳しいです。

「自宅で取り組む排出削減」
http://www.futsugou.jp/takeaction/index.html

みなさんは、いくつできていましたか?
私は、車には乗らず自転車か公共交通機関利用だし、
狭い部屋に住んでいるから光熱費も安いし、
ゴミはリサイクルしているし、
乾燥機は使わずに物干し竿だし、
肉料理も少ないですよ。
(家畜の出すメタンガスに温室効果あり)

ね、なかなか優秀でしょう!それもこれも

貧乏だから

とほー!
貧乏生活って意識せずとも自然とエコ生活ですよ!
ビンボー万歳!!!(←やけくそ)

冗談はさておき、みなさんもまずは出来ていることを
頭に描いて悦に入りつつ、次には新たなるエコに
チャレンジしてみましょう。

なんかもうね、ちゃんとやらないと家の壁のすき間から
アル・ゴアさんがわいてきて、
怒られる気がしますからね、この映画見ると。

というわけで、必ず見てくださいね!!
これはモラルの問題ですっ!

*書籍版もわかりやすい!*

不都合な真実不都合な真実
アル・ゴア 枝廣 淳子

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【2011年4月30日追記】

この記事を書いて4年経ちます。
今、福島の原子力発電所で非常に重大な事故が起こっています。

この記事を書いた頃の私は、地球温暖化防止とCO2削減のキャンペーンが
原子力発電推進に利用されるなんて、思ってもいませんでした。

私は、アル・ゴア氏が実は原発推進のために
この映画を作ったのかどうか、
そういうことは知りません。

ただ、すべてにおいて経済活動優先の今の世の中で、
環境保護の大切さを訴える映画の趣旨には共感していました。

私は原子力=放射能が「エコでクリーン」だなんて
思ったことは一度もありません。
世間の多くの人も、そんな馬鹿げたことは信じないだろうと
思っていました。
でも現実は違ったのですね。

そして自分自身、「不都合な真実」への反論の意見に対する
考察が足りなかったのかもしれません。

反省の意味をこめて、地球温暖化の犯人が本当にCO2なのかどうか、
もう一度考えてみたいと思います。

地球温暖化説についての考察と原子力の問題についての動画、
やはり非常に優れたプレゼンテーションを下記に貼っておきます。
「不都合な真実」と合わせて、ぜひご覧ください。




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この記事へのコメント

2007年02月10日 00:18
ゴアさんの映画、姉貴が内容を知りたがっていたので、HPと「自宅で取り組む排出削減」のアドレスをコピーしてメールで送らせてもらいました。感謝です♪
2007年02月10日 01:04
わあ、光栄です。というか、広めていただいてこちらこそ感謝! ぜひたくさんの人に見てほしい映画です。
映画の内容だけでなく、アル・ゴアさんの行動力にも感心しました。日本の偉い人の中にも、こういう人が出てきてほしいものです。
2007年02月10日 13:15
2000年に大統領になりそこねたアル・ゴアさんの行動力ってほんとすごいですね!ハーバード大でトミー・リー・ジョーンズがルーム・メィトというのがおもしろいです。

私も貧乏なせいか省エネで暮らしています(笑)今の環境問題にしろ資本主義の悪いところが、あちこちで噴出しているような状況だと思います。もはや経済優先ではやってイケない世界情勢でしょうね。
特にアメリカは反省して京都議定書に調印するべきです。
日本は批准国だけどぜんぜんCO2削減していないみたい。困ったもんです。
2007年02月10日 13:31
ゴアさんもトミー・リー・ジョーンズもハーバード大出身なんですね。アメリカって、高学歴がそのまま行動力やリーダーシップにつながっているような気がするけど、日本は違いますよね・・・「子供を産む機械」なんて平気で言うような、時代遅れのおバカさんばっか。
最初は孤独だったゴアさんの戦いが、世界中で支持されるようになりつつありますね。個人は無力ではないということを、身をもって教えてくれるから、この映画は説得力があります。
2007年02月10日 18:23
>「子供を産む機械」
ほんと腹立つ奴が多いよね。思わず「あんたは、機械から生まれたロボットなのか!」と暴れたくなりました。(笑)
高学歴の人は「ほんまもんの知性」を身につけてほしいです。でないと受験勉強に長けただけの人で終わってしまうでしょ。政治家も世事に長けた人だけで終わらないでよって思います。

「個人の一歩」が感じられる社会になると希望が見えてきますよね。
2007年02月11日 00:38
>「個人の一歩」が感じられる社会になると希望が見えてくる

って、とてもいい言葉ですね!
本当にそうだと思います。
今の日本は選挙でさえ、個人の一票が生きない制度になってしまっています。
それに、年金も財政も問題はすべて先送り。アル・ゴアさんの「もう問題の先送りをしている場合ではない」という言葉、日本の政治家に聞かせたいです!
2007年03月02日 10:03
TB
ありがとうございます。
そう、タミフルがゴア氏の会社であろうと、ゴア氏の自宅の電気代がすごい金額であろうが、不都合な真実には変わりありませよね
2007年03月02日 21:09
タミフルがゴアさんの会社の製品だったなんて、須久凛さんのブログで始めて知りました。日本にたくさんのタミフルが蓄積されていることが、もしアメリカからの何らかの圧力だったりしたら嫌ですね・・・。ゴアさんは副作用の件ご存知なんでしょうかね。もっとも副作用の件もまだ未解明なわけですし、今度は解明に向けて行動してくれることを願いたいです!
2007年03月15日 22:16
トラックバックありがとう。
日本で作ったとしてもなかなか話題にはならなそうな映画ですが、何にしろ世界が良い方向に向かって欲しいですね。

まずはひとりひとりがやれる事を実行すれば良いんだけど、そっちの方が難しいかなあ。
2007年03月16日 01:13
こちらこそTBありがとうございました。@作ぞうさんのブログのお料理レシピ、おいしそうですね。外食をなるべく控えて手作り料理にすることも、きっとエコの一環でしょう♪できることからやっていきたいですね。
2007年03月21日 13:49
TBありがとうございます。
不都合な真実はロングランに上映させて欲しいと思います。何度も見て応援します。
落ち武者
2007年03月26日 01:27
この映画どうも胡散臭いんですよね
アル・ゴアだし
環境問題が利権であるというひとつの例ではないでしょうか
また
>「温暖化問題は必ず人間の手で解決可能である」
という考えもいかがなものかと思います
それこそ人の思い上がりでは

とりあえず僕は自分のゴミは自宅の庭で燃やすことにします
2007年03月26日 20:53
落ち武者さん、こんにちは。環境問題を利権化している人たちも一部いるのだろうと思います。うちの地域もゴミ収集が有料になりましたが、膨大な有料ゴミ袋のお代は、本当に正しく環境のために使われているのかとふと思ったりします。
ゴアさんが100%正しい人間かどうかも知りません。人間はいいこともすれば、悪いこともするでしょう。特に影響力の強い人ほどそうですからね。
でもこの映画はいい映画だったと思います。思い上がりというより、個人が無力でないことを教えてくれたところが気に入ってます。
ごみ焼却ですか。そういえば昔は「とんど焼き」といって、よく焚き火やりましたっけ。でも今は消防法とかでご法度ではないでしょうか・・・くれぐれもお気をつけて。