ローリング・ストーンズ記念日/ 殺したい女(86・米)
7月12日は「ローリングストーンズ記念日」。
ストーンズの曲って、よく映画に使われていますよね。
曲名がそのまま映画のタイトルになっているものもあります。
「悪魔を憐れむ歌」とか、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」とか。
挿入歌としては、「フルメタル・ジャケット」の
エンディング、「ペイント・イット・ブラック」が
とても印象的でした。
そのほか、コッポラの「地獄の黙示録」にも
ストーンズの曲は使われていたし、
ほかにもまだまだ、きっとたくさんありますね。
さて、この映画にもミック・ジャガーの曲が使われて
いるんですよ。しかも確かこの映画のための書き下ろしで、
曲名=映画の原題になっています。
原題は「Ruthless People」。
無慈悲な人々、という意味でしょうか。
残念なことに、DVD未発売ですね。
ビデオも入手困難そう。
監督は「フライング・ハイ」「裸の銃を持つ男」
などのザッカー・トリオ。
とくると、ナンセンスなおバカコメディかと思いきや、
この「殺したい女」は、なかなかストーリーもよくできた
シチュエーション・コメディです。
財産目当てで結婚した妻バーバラ(ベット・ミドラー)を
殺害しようと計画中のサム(ダニー・デヴィート)。
ちょうどそんなとき、バーバラが誘拐されたから
さあ大変・・・じゃなくて、さあ大喜び。
「通報したら殺すぞ」と言われたので、
さっそく警察に通報(笑)。身代金は値切るわ、
もう大変なことに、
という、ドタバタコメディなのです。
ベット・ミドラーは、この頃はコメディエンヌとして
大活躍してましたね。
「フォエバー・フレンズ」や「ステラ」など
シリアスな作品にも多々出てますけど、
彼女のコメディ、けっこう好きでした。
誘拐犯を演じていたのは、「ビバリーヒルズ・コップ」の
ドジな刑事役でブレイクしたジャッジ・ラインホールド。
ビバヒル署のローズウッド刑事のイメージを踏襲した
お人よしキャラで、いい味出していました。うーん懐かしい。
ちなみに誘拐犯カップルの奥さん役はヘレン・スレーターでした。
80年代映画らしく、当時一世を風靡していたTVドラマ、
「マイアミ・バイス」のパロディ・キャラが出てくるのも
笑えます。
ドン・ジョンソンばり? のチンピラ(これが、
「インディペンデンス・デイ」のビル・プルマン)が登場して、
トレーラーハウスに住んで、買ってる金魚の名前が
クロケットとタブス。笑ったなあ当時。
さて、お人よし誘拐犯は、実は過去にサムにイジワルされた
被害者だったので、いつしかバーバラと手を組んで、
サムに一泡吹かせようと仕返しをたくらみ・・・。
とまあ、なかなかの痛快作だったので、
ビデオで何回も見たもんですが、
脚本がよくできてるので、何回見てもオモシロイ。
笑える映画をお探しのむきは、ぜひ見ていただきたいのだけど。
サントラもミック・ジャガーだけでなく、
ブルース・スプリングスティーンやビリー・ジョエルなど、
そうそうたる顔ぶれでしたよ。
ぜひDVD化してほしいもんです。
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1962(昭和37)年、イギリスのロックバンド、
ローリング・ストーンズがロンドンのクラブに初出演しました。
ストーンズの曲って、よく映画に使われていますよね。
曲名がそのまま映画のタイトルになっているものもあります。
「悪魔を憐れむ歌」とか、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」とか。
挿入歌としては、「フルメタル・ジャケット」の
エンディング、「ペイント・イット・ブラック」が
とても印象的でした。
そのほか、コッポラの「地獄の黙示録」にも
ストーンズの曲は使われていたし、
ほかにもまだまだ、きっとたくさんありますね。
さて、この映画にもミック・ジャガーの曲が使われて
いるんですよ。しかも確かこの映画のための書き下ろしで、
曲名=映画の原題になっています。
原題は「Ruthless People」。
無慈悲な人々、という意味でしょうか。
残念なことに、DVD未発売ですね。
ビデオも入手困難そう。
監督は「フライング・ハイ」「裸の銃を持つ男」
などのザッカー・トリオ。
とくると、ナンセンスなおバカコメディかと思いきや、
この「殺したい女」は、なかなかストーリーもよくできた
シチュエーション・コメディです。
財産目当てで結婚した妻バーバラ(ベット・ミドラー)を
殺害しようと計画中のサム(ダニー・デヴィート)。
ちょうどそんなとき、バーバラが誘拐されたから
さあ大変・・・じゃなくて、さあ大喜び。
「通報したら殺すぞ」と言われたので、
さっそく警察に通報(笑)。身代金は値切るわ、
もう大変なことに、
という、ドタバタコメディなのです。
ベット・ミドラーは、この頃はコメディエンヌとして
大活躍してましたね。
「フォエバー・フレンズ」や「ステラ」など
シリアスな作品にも多々出てますけど、
彼女のコメディ、けっこう好きでした。
誘拐犯を演じていたのは、「ビバリーヒルズ・コップ」の
ドジな刑事役でブレイクしたジャッジ・ラインホールド。
ビバヒル署のローズウッド刑事のイメージを踏襲した
お人よしキャラで、いい味出していました。うーん懐かしい。
ちなみに誘拐犯カップルの奥さん役はヘレン・スレーターでした。
80年代映画らしく、当時一世を風靡していたTVドラマ、
「マイアミ・バイス」のパロディ・キャラが出てくるのも
笑えます。
ドン・ジョンソンばり? のチンピラ(これが、
「インディペンデンス・デイ」のビル・プルマン)が登場して、
トレーラーハウスに住んで、買ってる金魚の名前が
クロケットとタブス。笑ったなあ当時。
さて、お人よし誘拐犯は、実は過去にサムにイジワルされた
被害者だったので、いつしかバーバラと手を組んで、
サムに一泡吹かせようと仕返しをたくらみ・・・。
とまあ、なかなかの痛快作だったので、
ビデオで何回も見たもんですが、
脚本がよくできてるので、何回見てもオモシロイ。
笑える映画をお探しのむきは、ぜひ見ていただきたいのだけど。
サントラもミック・ジャガーだけでなく、
ブルース・スプリングスティーンやビリー・ジョエルなど、
そうそうたる顔ぶれでしたよ。
ぜひDVD化してほしいもんです。
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この記事へのコメント
>ベット・ミドラー
最近とんとご無沙汰ですね。濃い女優さんですよね。日本で言えば富士真奈美か?
言えてるかも!?
でもベットって、「家政婦は見た!」とかやっても似合いそうですよねー。