東京フィルメックス~「エレクション」「エレクション2」
第7回東京フィルメックス、開催中!
というわけで、ジョニー・トー監督の香港映画、「エレクション」&「エレクション2」を
この日曜月曜と、続けて観てまいりました。
残念ながら今回は、上映に合わせてのトー監督の来日は実現しませんでしたが、
2004年度の「柔道龍虎房」上映の際は来日したんですよね。
そのときに、現在「黒社会」(「エレクション」の原題)を撮影中であること、
香港マフィアの歴史を描いた3時間超の大作になることなどを既に話してました。
それが今こうして、「エレクション」「エレクション2」の2部作として完成し
(長すぎて2つに分けることになったんでしょう)、
またフィルメックスで上映され、こうして観ることができるなんて感無量です。
さて「エレクション」は、上映前に監督からのメッセージとして紹介されたとおり、
長きに渡る香港マフィアの歴史と、現代香港社会に及ぼしている影響について
描いた映画です。
和連勝会という、ひとつのヤクザ組織と、その会長の座を巡って、
穏健派のロク(サイモン・ヤム)と、商売はうまいが荒くれ者のディー(レオン・カーフェイ)との
抗争が描かれていきます。
会長を二年ごとの選挙で選ぶというのが、このヤクザ組織の面白いところ。
史実に基づいて描かれた映画とのことなので、ほんとにそんな組織があるんでしょうね。
もちろんこの選挙戦、血を見ずにはすまないことになるわけで・・・。
しかし見終わった印象は、わりと淡々と物語が進むなーという感じでした。
ロクの手下、ディーの手下、と、登場人物がとても多いのと、
抗争の中で敵味方入れ替わったりもするから、人物とストーリーを追うのが
けっこう大変です。
ヤマ場はラストに来るわけですが、穏健派と思われたロクが最後に見せる狂気・・・
という展開が光っていたと思います。
あと、香港マフィアの歴史が、明の時代の「洪門会」に発するというのは
面白い史実ですね。そういえば洪門会は、世界史の教科書に出てきましたね。
必修だから勉強しているはずですよねー。私はしましたよ!!
さて、続いて「エレクション2」。
トー監督からのメッセージによると、この映画は、香港返還後のマフィア社会の変遷について描いています。現代社会におけるマフィアは、より政治的な局面に巻き込まれざるを得ない…
そんな実態を描いています。
「エレクション」のそのまた2年後の、会長選挙を巡る抗争を描きます。
再選を狙うロクと、商売を成功させ台頭してきたジミー(ルイス・クー)一派との
戦いとなりますが、その抗争は前作をしのぐ熾烈さとなり、文字通り血で血を洗う抗争と
なっていくのでした・・・。
いやはや、もともと1本だった映画を2本に分けたせいで、
ほんとのヤマ場は「2」のほうに来ちゃったんですね。
抗争もバイオレンス描写もより激しく、最後にはあっと驚く展開もあって・・・。
これは見ごたえがありましたです。
「エレクション」「エレクション2」は、それぞれ別個に見たとしても、
独立したストーリーとして成立するとは思います。
が、やっぱり続けて観たほうがストーリーも綺麗につながるし、
より楽しめますね。
ちなみに「エレクション」は正月第二弾として、一般公開が決定しています。
【「エレクション」公式サイト】
http://www.eiga.com/official/election/
しかし「エレクション2」はどうなるの!?
「1」も重厚で見ごたえのある作品には間違いありませんが、
本当の見せ場は「2」にあり、なのにー。
ぜひ2本とも、あまり間隔を空けないで続けて上映されるのが理想的だと思うんですけどね。
というわけで、ジョニー・トー渾身の大作を理想的な形で満喫できて、
なかなか満足な2本でした。
それにしても「エレクション2」を当日券の席でひとりで見に来ていた女子高生!
あんたシブすぎ!!(謎。ルイス・クーのファンだったのかしら?)
というわけで、ジョニー・トー監督の香港映画、「エレクション」&「エレクション2」を
この日曜月曜と、続けて観てまいりました。
![]() | エレクション~黒社会~ サイモン・ヤム ジョニー・トー レオン・カーフェイ エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2007-07-18 by G-Tools |
残念ながら今回は、上映に合わせてのトー監督の来日は実現しませんでしたが、
2004年度の「柔道龍虎房」上映の際は来日したんですよね。
そのときに、現在「黒社会」(「エレクション」の原題)を撮影中であること、
香港マフィアの歴史を描いた3時間超の大作になることなどを既に話してました。
それが今こうして、「エレクション」「エレクション2」の2部作として完成し
(長すぎて2つに分けることになったんでしょう)、
またフィルメックスで上映され、こうして観ることができるなんて感無量です。
さて「エレクション」は、上映前に監督からのメッセージとして紹介されたとおり、
長きに渡る香港マフィアの歴史と、現代香港社会に及ぼしている影響について
描いた映画です。
和連勝会という、ひとつのヤクザ組織と、その会長の座を巡って、
穏健派のロク(サイモン・ヤム)と、商売はうまいが荒くれ者のディー(レオン・カーフェイ)との
抗争が描かれていきます。
会長を二年ごとの選挙で選ぶというのが、このヤクザ組織の面白いところ。
史実に基づいて描かれた映画とのことなので、ほんとにそんな組織があるんでしょうね。
もちろんこの選挙戦、血を見ずにはすまないことになるわけで・・・。
しかし見終わった印象は、わりと淡々と物語が進むなーという感じでした。
ロクの手下、ディーの手下、と、登場人物がとても多いのと、
抗争の中で敵味方入れ替わったりもするから、人物とストーリーを追うのが
けっこう大変です。
ヤマ場はラストに来るわけですが、穏健派と思われたロクが最後に見せる狂気・・・
という展開が光っていたと思います。
あと、香港マフィアの歴史が、明の時代の「洪門会」に発するというのは
面白い史実ですね。そういえば洪門会は、世界史の教科書に出てきましたね。
必修だから勉強しているはずですよねー。私はしましたよ!!
さて、続いて「エレクション2」。
トー監督からのメッセージによると、この映画は、香港返還後のマフィア社会の変遷について描いています。現代社会におけるマフィアは、より政治的な局面に巻き込まれざるを得ない…
そんな実態を描いています。
「エレクション」のそのまた2年後の、会長選挙を巡る抗争を描きます。
再選を狙うロクと、商売を成功させ台頭してきたジミー(ルイス・クー)一派との
戦いとなりますが、その抗争は前作をしのぐ熾烈さとなり、文字通り血で血を洗う抗争と
なっていくのでした・・・。
いやはや、もともと1本だった映画を2本に分けたせいで、
ほんとのヤマ場は「2」のほうに来ちゃったんですね。
抗争もバイオレンス描写もより激しく、最後にはあっと驚く展開もあって・・・。
これは見ごたえがありましたです。
「エレクション」「エレクション2」は、それぞれ別個に見たとしても、
独立したストーリーとして成立するとは思います。
が、やっぱり続けて観たほうがストーリーも綺麗につながるし、
より楽しめますね。
ちなみに「エレクション」は正月第二弾として、一般公開が決定しています。
【「エレクション」公式サイト】
http://www.eiga.com/official/election/
しかし「エレクション2」はどうなるの!?
「1」も重厚で見ごたえのある作品には間違いありませんが、
本当の見せ場は「2」にあり、なのにー。
ぜひ2本とも、あまり間隔を空けないで続けて上映されるのが理想的だと思うんですけどね。
というわけで、ジョニー・トー渾身の大作を理想的な形で満喫できて、
なかなか満足な2本でした。
それにしても「エレクション2」を当日券の席でひとりで見に来ていた女子高生!
あんたシブすぎ!!(謎。ルイス・クーのファンだったのかしら?)

"東京フィルメックス~「エレクション」「エレクション2」" へのコメントを書く