テレビ放送の日~カラー・オブ・ハート(99・米)

うわー、もう2月だよ。早いねー。

2月1日は「テレビ放送の日」。

1953(昭和28)年のこの日から、日本初のテレビの本放送が始まりました。


今日は、「カラー・オブ・ハート」について書こうかな。
B0002L4CMEカラー・オブ・ハート [DVD]
トビー・マグワイア, リース・ウィザースプーン, ゲイリー・ロス
ショウゲート 2004-09-10

by G-Tools

この映画の原題は「プレザントヴィル」といって、
映画の中に登場する
50年代テレビドラマのタイトルなんです。

ところでみなさん、もしサザエさんが三河屋さんと不倫に走ったり、
カツオがオタク化して引きこもったり、
ワカメがシブヤあたりでイケメンを逆ナンし始めたりしたらどうでしょう?
そんな「サザエさん」は嫌だ!
この映画はそんな映画です。(ほんとかて)

ブレイク前のトビー・マグワイアが主演です。
彼が演じる高校生デイヴィッドは、
古きよきアメリカン・ホームドラマ
「プレザントヴィル」の大ファン。
双子の妹・ジェニファーは、
イケメンとデートすることしか頭にない今どきのコギャル。
二人がチャンネル争いから
テレビのリモコンを壊してしまったとき、
謎の修理工のじいさんが現れて、
古ぼけたリモコンを代わりに置いていきます。

このリモコンを使ったとたん、どういうわけか、
二人は「プレザントヴィル」の登場人物として、
ドラマの世界に入り込んでしまいます。
(このあたりの展開も、60年代の白黒ドラマ
「トワイライトゾーン」みたいで、なんか楽しいです。)

古きよきドラマの世界に、
今どきの高校生二人が迷い込んでしまったことで、
プレザントヴィルの世界に少しずつ変化が現れ始めます。
エッチなんて存在しなかったこの世界で、
ジェニファーが恋人を誘惑したことをきっかけに、
白黒ドラマの世界が少しずつカラーに変わっていきます。

当然、そんなサザエさんは嫌だ!もとい、プレザントヴィルは嫌だ!
というわけで、怒る住民も出てきます。
でも、今まで知らなかった世界を知って
カラーになることって、ほんとに悪いことなのかな?
デイヴィッドは考えてしまいます。
一方、妹ジェニファーのほうは逆に、
90年代の世界でこれといった目的もなく
チャラチャラしてるだけだった自分の空しさに
気づかされるのでした。

といったわけで、道徳と不道徳の
葛藤ドラマと見てしまうと、多少説教くさくもあるのですが、
ちょっと変わった青春ドラマとしてみると、
なんとも楽しい作品だと思います。
デイビッドとジェニファーの成長物語としてみると、
嫌味もないんじゃないのかな。

監督は「シービスケット」のゲイリー・ロス。
少なくとも「シービスケット」よりは
よっぽど工夫のある作品だし、
映画としての面白味も数段上だと思うのは私だけ?

この映画のラストシーンは、
もとの世界に戻ってきたデイヴィッドと、
ちょっぴりダメな母親との心温まるシーンです。
エンディング曲は、ビートルズの名曲
「アクロス・ザ・ユニバース」(のカバー)。
♪Nothing's gonna change my mind
これが映画の余韻とあいまって、なんとも心地よく響くのです。

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