百円玉の日/王の男(06・韓)

12月11日は「百円玉の日」。

1957(昭和32)年のこの日、それまでの板垣退助の肖像が描かれていた百円札に替って、
鳳凰デザインの百円玉が登場しました。
発効当時の百円玉は銀貨で紙幣と併用されましたが、
その後、銀相場の変動により、銅75%、ニッケル25%の合金になりました。


百円玉一枚ではジュースも買えなくなったこのご時世。
手元に一枚あったら、何に使いましょうか。

・・・なんて考えつつ歩いている道端で、
もし誰かがちょっと面白いパフォーマンスをしていたら、
投げてあげるなんてのも、素敵な百円玉の使い道かもしれませんねえ。

というわけで、今日は大道芸人を主人公にしたこの新作映画のレビューをば。

B000KIX9CS王の男 コレクターズ・エディション (初回限定生産)
カム・ウソン イ・ジュンイク イ・ジュンギ
角川エンタテインメント 2007-04-18

by G-Tools


【公式サイト】
http://www.kingsman.jp/

美少年が王様をたぶらかす話かと思いきや、
大道芸人の「芸人バカ一代」みたいなお話でした。
いやーこれ、お笑いを目指す人が見たら、涙しちゃうかもしれないなー。

腕の立つ大道芸人・チャンセン(カム・ウソン)と、
女形の美少年・コンギル(イ・ジュンギ)の二人が都に出てきて、
時の暴君・燕山君(ヨンサングン/チョン・ジニョン)の色好みをネタにした
コントをやる。
当然、見物人には大ウケで大評判。
しかしこのことが王の家来たちに知れて、タダで済むはずもなく…。

笑いをとるためなら、権力だって恐れない二人。

「王が笑えば侮辱じゃない。王を笑わせてみせる」

というチャンセンの言葉に、芸人魂を感じます。

そんなチャンセン一座は王に気に入られて宮廷づきとなりますが、
おとなしくなるどころか、
今度は腹黒い重臣たちをネタにしたものだからさあ大変。

自分たちを揶揄したコントを見せられた
重臣のアセりっぷりったら(笑)
いやー、おかしいなあ。
最近、こんな胸がスッとするようなお笑い、
ひさしく見たことがないような気がします。

そういえば、「子供たちのいじめの原因」なんて言われて
最近ちょっと肩身の狭い日本のお笑い・・・。
社会問題をテレビやゲームのせいにするのはナンセンス極まりないけど、
最近のお笑い芸人さんたちも、叩いたり罵ったりする相手を
間違ってるんじゃないかな? とも思います…。


さて、芸の相方という以上にいたわり合うチャンセンと美少年コンギルは、
やっぱり、そおゆう仲なの? なーんて下世話なこと、
映画開始当初から思っちゃうわけですが、
ラストシーンでの二人の姿に、
実は「コンビ愛」だったのだなーと思いたい!
そう思ってみると、泣けますよホント・・・。
そしてチャンセンの最後のセリフも・・・。

芸人の心意気を感じる一本でした。
イ・ジュンギくんの美貌ばかりが取りざたされているような気がしますが、
ぜひ広くお笑い好きのみなさんにも見ていただきたい映画です!


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この記事へのコメント

2006年12月15日 10:08
ぴむさん、トラバ&応援コメントありがとうございました!
即、トラバ返ししたんですが、どうも最近ドリコムのトラバ機能に問題がありまして、エラーが返ったり、はたまた多重トラバになったりで…(おかげで押しかけトラバができなくて難儀してます)もしこのあとにガバチョとトラバされてしまったときは申し訳ありませんがご処置の方をお願いします…
2006年12月16日 02:17
「王の男」今年見た韓国映画の中でも、1・2位を争います。イ・ジュンギ君の美貌(?)をクローズアップするだけじゃなくて、映画全部と主役みんなの演技を褒めてやってくださいって感じです。
チャンセンの芸人魂が、巡り巡って悲劇を生んじゃうんですが・・・ラストでちょっとだけ救われました。原作では、主役三人は恋愛関係ですが、映画では芸人二人は運命共同体としての絆で描かれてるそうです。
2006年12月16日 13:36
よろ川さん!TB&コメントありがとうございます。このブログも最近TBスパムがものすごいので、承認制にしています。多重トラバはこちらで対処しますので、気にしないでくださいね。ご心配おかけしました。
2006年12月16日 13:41
maihuaさん、こんにちは!
こういう映画があるから、韓国映画は見逃せません!
運命共同体か、なるほどです。
やっぱコンビ愛ですよね~!?
恋愛関係よりも、話に深みが出たように思います。身分が低い人間だからこそできること…そんな二人の芸人魂に泣けました。
2007年04月01日 12:10
TBありがとう。
そうですね。芸とは何か、ということを、浮かび上がらせていますね。芸とは権力にこびず、ある意味で並び立つものなんですね。けれど、芸人は、蔑まれるという宿命からは、離れることは出来ない。
2007年04月01日 12:53
kimion20002000さん、コメントありがとうございます。お笑いが一段低く見られるのは、今でもそうかもしれませんね。
でもそれを分かった上で身体を張って笑いをとる、真の芸人魂をもった芸人たちは、いつだって庶民の味方で、庶民の王様ですね。