電卓の日/ NINE (09・米)
3 月 20 日は「電卓の日」。
そんな「電卓の日」にちなんで、タイトルが数字の
この新作映画いってみましょうかあ。
フェデリコ・フェリーニの名作「8 1/2」を、
「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が超豪華キャストで
ミュージカル映画化した作品です。
「8 1/2」は、しぶ~いマルチェロ・マストロヤンニが主演だったわけですが、
映画版の主人公・グイドはダニエル・デイ・ルイス、とくれば、
役に不足はないでしょう! ってことで、大いに期待。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」等、
シリアスな役柄が続いた D.D.ルイスが、ひさびさに
プレイボーイのダテ男役に戻ってきてくれて、私ゃうれしいっす~。
彼ももう50歳過ぎということで、年とったなとは思うものの。
ああ、「存在の耐えられない軽さ」のころが懐かしいっ!
女優陣も超豪華ですねー。
ペネロペ・クルスにマリオン・コティヤール、ケイト・ハドソン、
ファーギーらのセクシーさもさることながら、
ジュディ・デンチにソフィア・ローレンはさすがの存在感!
いや~それにしても、あの「8 1/2」がわかりやすくなって、
よかったよかった(笑)。
たまたま「8 1/2」も最近鑑賞したんですが、
かなり睡魔との闘いでしたからねー。
いやー、わからんわ、これは。
でもラストシーンは、「8 1/2」のほうが好きかな。
マストロヤンニの主人公グイドがテンパリまくったあげく、
開き直ってついにある種の悟りを開いちゃうところが、
よかったんですけどね。
ちなみに「8 1/2」は、「はっかにぶんのいち」と
当然のように私は読んでいましたが、
今どきの若者は分数をそんな風に読まないってえ?
「はちとにぶんのいち」なんでしょうか???
そんなの映画じゃねえー!!
(↑理不尽な怒り)
それはともかく映画版のタイトルは、グイド9歳の少年時代の原体験に、
よりスポットライトを当てて描いているので、「NINE」だということです。
それ以前に同タイトルで、80年代にはブロードウェイ・
ミュージカル化もされていますけどね。
しかし天才映画監督・グイドの身勝手さにはほとほとあきれるものの、
それでもモテてしまう理由もわかるのです。
まあ、ほっとけないですわな、ああいうタイプは(笑)。
しかしこの豪華キャスト陣、みんな歌も踊りも
こなしてしまうところがほんと、
ハリウッド俳優&イギリス舞台俳優の底の深さですねー。
どうせ見るなら、ぜひ映画館で観ておきたい一本です。
「NINE」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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【記念日と映画の366日リスト】
日本事務機械工業会が、1974(昭和 49)年のこの日に
日本の電卓生産数が世界一になったことを記念して制定しました。
1973 年、シャープが発売した世界初の液晶表示電卓
「エルシーメイト」の量産化が大きく貢献しました。
そんな「電卓の日」にちなんで、タイトルが数字の
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プレイボーイのダテ男役に戻ってきてくれて、私ゃうれしいっす~。
彼ももう50歳過ぎということで、年とったなとは思うものの。
ああ、「存在の耐えられない軽さ」のころが懐かしいっ!
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ペネロペ・クルスにマリオン・コティヤール、ケイト・ハドソン、
ファーギーらのセクシーさもさることながら、
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いや~それにしても、あの「8 1/2」がわかりやすくなって、
よかったよかった(笑)。
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かなり睡魔との闘いでしたからねー。
いやー、わからんわ、これは。
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マストロヤンニの主人公グイドがテンパリまくったあげく、
開き直ってついにある種の悟りを開いちゃうところが、
よかったんですけどね。
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今どきの若者は分数をそんな風に読まないってえ?
「はちとにぶんのいち」なんでしょうか???
そんなの映画じゃねえー!!
(↑理不尽な怒り)
それはともかく映画版のタイトルは、グイド9歳の少年時代の原体験に、
よりスポットライトを当てて描いているので、「NINE」だということです。
それ以前に同タイトルで、80年代にはブロードウェイ・
ミュージカル化もされていますけどね。
しかし天才映画監督・グイドの身勝手さにはほとほとあきれるものの、
それでもモテてしまう理由もわかるのです。
まあ、ほっとけないですわな、ああいうタイプは(笑)。
しかしこの豪華キャスト陣、みんな歌も踊りも
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どうせ見るなら、ぜひ映画館で観ておきたい一本です。

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この記事へのコメント
この新作は、ほんときらきらと豪華のようですね。
D.Dルイス、「存在の耐えられない軽さ」、なつかしいっす。私の記憶の1ページには、妙にエロい映画だった、と記されていますが、そこがよかったのかしらん。(笑)
8 1/2 って、フェリーニの8 1/2作目(と共同制作の1/2を含め)ていう意味らしいですよ。わりと業界楽屋オチな感じの映画だったような。私の苦手なタイプだ(苦笑)。