UFOの日/ ロッキー・ホラー・ショー(75・英)
6月24日は「UFOの日」。
UFOが出てくる映画は数あれど、
まともな映画を取りあげても面白くないので(!?)
トランスセクシャル星からやってきた、
この映画でどうでしょう。
伝説の「観客参加型映画」となっているのは有名な話。
オリンピックは結局勝たなきゃ意味がない気がするけど、
この映画だけは本当に、参加することに意義がある!
なんて偉そうに言ってしまいましたが、
かくいう私は「鑑賞」のみで、
残念ながら「参加」した経験はありません。
友人がイギリス留学時に参加してきたよーなんて話を聞いて、
うらやましいなーなんて思っておりました。
が!
買ったことに安心して開封さえしていなかったこの映画のDVDを
引っ張り出して見てみたら、なんと映像特典に
「劇場体験スイッチ」がついてるじゃあーりませんか。
まー私としたことが。大慌てでさっそく鑑賞です。
このスイッチを入れてDVDを再生すると、本編映画の途中各所で
コスプレ&小道具満載の劇場の様子に切り替わります。
観客はみんな、そこまでやるか! の騒ぎっぷり。
お子様まで連れてきてる人がいて、いいのかこんな映画見せて!?
将来の成長が心配になります。
おかげさまで、この映画に参加するとはどういうことか、
雰囲気を味わうことができました。
ちなみに、お米や紙吹雪などの小道具を使うタイミングを
教えてくれる字幕モードや、観客が映画に入れるツッコミが
聞けるモードもついてますので、一枚で二度三度と
楽しめるお得なDVDとなってます。
さてさて映画本編の内容のほうはというと、
ロンドンの人気ミュージカルを映画化した、
1975年作品。
そのストーリーはというと、
なし
笑。いやほんと、ストーリーとか関係ないですこの映画は。
一組のカップル(一人は若き日のスーザン・サランドン!)が
怪しいお城に迷い込んだら、なんかそこはスゴかったっていう。
ただそれだけの映画です。
でも、そのスゴさがハンパじゃない!
スイートな性倒錯のティム・カリー、
ガーターベルトに網タイツ姿って、
やっぱりこの映画&この人が元祖なんでしょうか。
衝撃的です、画期的です、スゴすぎます。
彼が歌うミュージカルの歌詞、
「♪私の格好を見て驚かないで
人は見かけとは違うものよ」
って、ムリ! それはムリですから!!!
そして繰り広げられる音楽&ダンス&めくるめく
倒錯シーンの数々は、もう楽しくって楽しくって、
よくもまあこんなメチャクチャな映画が作れたものだと、
リチャード・オブライエン(映画の中では、
怪しいせむし男の役で登場)と神様ありがとう!
と叫びたくなるくらい、心底楽しい映画なのでした。
しかし、ゲイや性倒錯といったネタを、
ポップにオシャレに描くことにかけては、
イギリスの右に出るものナシですよね。
その歴史はここから始まって、
「ヘドウィグ&アングリーインチ」「キンキーブーツ」
等々まで、めんめんと続いていくのかな。
さてさて、この映画の上映会って、
21世紀に入った今も、日本でまだ行われていたり
するのでしょうか?
今だとゴスロリの人とか、そのまま劇場に駆けつけてOKですよね。
まんま「マジェンタ」の仮装として認められます。
ゴスロリのルーツもこの映画にあったりして。
ではでは、も一回DVDプレイヤーの再生ボタンを押して、
♪Let's do the timewarp again ~♪
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【記念日と映画の366日リスト】
UFOの資料館・UFOライブラリーが制定した記念日です。
1947年のこの日、アメリカの実業家ケネス・アーノルドが、
オレゴン州上空で「空飛ぶ円盤」を目撃しました。
これが世界初のUFO目撃です。
UFO(Unidentified Flying Object)とは、未確認飛行物体のことです。
UFOが出てくる映画は数あれど、
まともな映画を取りあげても面白くないので(!?)
トランスセクシャル星からやってきた、
この映画でどうでしょう。
![]() | ロッキー・ホラー・ショー〈プレミアム・エディション〉 ティム・カリー スーザン・サランドン リチャード・オブライエン 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2003-03-07 by G-Tools |
伝説の「観客参加型映画」となっているのは有名な話。
オリンピックは結局勝たなきゃ意味がない気がするけど、
この映画だけは本当に、参加することに意義がある!
なんて偉そうに言ってしまいましたが、
かくいう私は「鑑賞」のみで、
残念ながら「参加」した経験はありません。
友人がイギリス留学時に参加してきたよーなんて話を聞いて、
うらやましいなーなんて思っておりました。
が!
買ったことに安心して開封さえしていなかったこの映画のDVDを
引っ張り出して見てみたら、なんと映像特典に
「劇場体験スイッチ」がついてるじゃあーりませんか。
まー私としたことが。大慌てでさっそく鑑賞です。
このスイッチを入れてDVDを再生すると、本編映画の途中各所で
コスプレ&小道具満載の劇場の様子に切り替わります。
観客はみんな、そこまでやるか! の騒ぎっぷり。
お子様まで連れてきてる人がいて、いいのかこんな映画見せて!?
将来の成長が心配になります。
おかげさまで、この映画に参加するとはどういうことか、
雰囲気を味わうことができました。
ちなみに、お米や紙吹雪などの小道具を使うタイミングを
教えてくれる字幕モードや、観客が映画に入れるツッコミが
聞けるモードもついてますので、一枚で二度三度と
楽しめるお得なDVDとなってます。
さてさて映画本編の内容のほうはというと、
ロンドンの人気ミュージカルを映画化した、
1975年作品。
そのストーリーはというと、
なし
笑。いやほんと、ストーリーとか関係ないですこの映画は。
一組のカップル(一人は若き日のスーザン・サランドン!)が
怪しいお城に迷い込んだら、なんかそこはスゴかったっていう。
ただそれだけの映画です。
でも、そのスゴさがハンパじゃない!
スイートな性倒錯のティム・カリー、
ガーターベルトに網タイツ姿って、
やっぱりこの映画&この人が元祖なんでしょうか。
衝撃的です、画期的です、スゴすぎます。
彼が歌うミュージカルの歌詞、
「♪私の格好を見て驚かないで
人は見かけとは違うものよ」
って、ムリ! それはムリですから!!!
そして繰り広げられる音楽&ダンス&めくるめく
倒錯シーンの数々は、もう楽しくって楽しくって、
よくもまあこんなメチャクチャな映画が作れたものだと、
リチャード・オブライエン(映画の中では、
怪しいせむし男の役で登場)と神様ありがとう!
と叫びたくなるくらい、心底楽しい映画なのでした。
しかし、ゲイや性倒錯といったネタを、
ポップにオシャレに描くことにかけては、
イギリスの右に出るものナシですよね。
その歴史はここから始まって、
「ヘドウィグ&アングリーインチ」「キンキーブーツ」
等々まで、めんめんと続いていくのかな。
さてさて、この映画の上映会って、
21世紀に入った今も、日本でまだ行われていたり
するのでしょうか?
今だとゴスロリの人とか、そのまま劇場に駆けつけてOKですよね。
まんま「マジェンタ」の仮装として認められます。
ゴスロリのルーツもこの映画にあったりして。
ではでは、も一回DVDプレイヤーの再生ボタンを押して、
♪Let's do the timewarp again ~♪
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